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特別な日には、なぜか甘いものが恋しくなるそんな経験ありませんか?
誕生日のケーキ、季節を知らせる和菓子、家族と囲んだ行事のひと皿。甘いものはいつも、うれしい瞬間や大切な思い出を強く結びつけています。口に運んだ瞬間に広がる幸福感。それは、どこか懐かしい風景をそっと呼び覚ましてくれるスイッチのようなものかもしれません。

この記事では、甘いものが「特別」である理由をひもときながら、アサヒグループ社員の思い出の味、そして世界中で愛される「ハレの日」のスイーツをご紹介します。

どうして、甘いものは特別なのだろう?

疲れたときに一粒のチョコレートで心がほどけたり、記念日に迷わずケーキを選んだり。私たちが“甘いものに特別な感情を抱くのには、理由があります。
甘味を感じると、脳の中ではドーパミンやセロトニンが分泌されて、幸福感や安心感がもたらされます。さらに、糖質は脳にとって切なエネルギー源。疲れたときに甘いものを求めるのは、体からの素直なサインともいえます。
加えて、ケーキや和菓子の華やかな見た目や香りは、ふっと心をゆるめ、日常の中に小さな“ほっこり”を運んでくれます。

歴史をひもとくと、日本ではかつて、砂糖が非常に貴重で、祭りや節句など限られた日にしか味わえないぜいたく品でした。だからこそ、甘いものは「ハレの日」の象徴として私たちの文化に深く根付いたのです。
時代が変わっても、お祝いの席にあるスイーツが場を華やかに彩り、うれしい気持ちを後押ししてくれる存在であることに変わりはありません。

甘いものと、しあわせの記憶

甘いものを口にした瞬間、ふと昔の情景がよみがえることはありませんか?
家族の笑顔、季節の匂い、幼いころの胸の高鳴り。甘い味や香りは、私たちの記憶と感情を結びつける力を持っています。

たとえば、誕生日のケーキや、ひな祭りのひなあられ。子ども時代に家族と囲んだスイーツの時間は、大人になっても色あせない“幸せの記憶”として心に残り続けます。

また、甘いものは「贈る」「分かち合う」といった行為とも深く結びついています。日本ではチョコレートを贈る文化が定着しており、バレンタインに限らず誰かを想って選んだ菓子を共有する、そのささやかなやり取りが、人との絆や社会的つながりを育んでいるのかもしれません。

甘いものは、単なる味覚の楽しみを超えて、私たちの中にある大切な記憶や感情をやさしく結び直してくれる存在なのです。

忘れられない甘い記憶。アサヒグループ社員の「思い出スイーツ」

祖父母の家に親戚が集まると、決まってテーブルに並んだのが「チョコパイ」でした。普段家ではお菓子がほとんどなく、きゅうりや梅干し、さきいかといった“渋いおやつ”が定番だったからこそ、おばあちゃんが用意してくれる甘いお菓子は特別でした。初孫として可愛がってもらった記憶とともに、今でもあの味を思い出すと、心がほっこり温かくなります。

近所の公園に「ポン菓子」の移動販売がやってくる日は、特別な一日でした。「ポン」という大きな音とともに広がる、出来立ての香ばしく甘い匂い。祖父母や母が大きな袋いっぱいに買ってきてくれました。近所の友だちを誘って、みんなでワイワイ食べた時間は、今思い出してもほのぼの感じます。大人になってポン菓子の販売移動はあまり見かけなくなり、パッケージ商品が主流になったけれど、あの出来立ての甘い香りは、子どもの頃の思い出と安心感をそっと呼び戻してくれます。

幼稚園から小学生の頃に、親と一緒に作っていた手作りのアップルパイ。特別な日のためというより、なんでもない日にキッチンで一緒に過ごしたあの時間。焼きたてを頬張る幸せや、学校から帰って食べる楽しみ。アップルパイを食べるたびに、家族で囲むおやつの時間の豊かさを思い出します。

世界の“ハレの日”を彩る甘いもの

日本 花びら餅(1月)

花びら餅は、茶道の新年最初の行事「初釜」で出される格式ある和菓子。白みそあんの甘じょっぱさと、ごぼうのやさしい香りが意外なほどよく合います。新しい一年の始まりに、長寿を願って食べると縁起が良いのだとか。丸い求肥に淡い桃色が透けて見える花びらのような見た目に、心も春めきます。

フランス ガレット・デ・ロワ(1月)

ガレット・デ・ロワは、1月6日前後のキリスト教の行事(公現祭)を祝って、家族や友人と囲んで食べる伝統菓子。サクサクのパイ生地の中に、バターの風味豊かなアーモンドクリームが詰まっています。最大の特徴は、生地の中に忍ばせた“フェーブ”と呼ばれる小さな陶器の人形。切り分けたときにフェーブが当たった人は、その一年の幸運を手にするといわれ、王冠をかぶる習わしもあります。みんなでワイワイ盛り上がる時間そのものが、フランスらしい新年の風景を彩ります。

インド グラブジャムン(通年・祝い事)

グラブジャムンは、結婚式・誕生日・ヒンドゥー教のお祭りなど、あらゆる祝いの席に欠かせない揚げ団子のシロップ漬け。ミルクパウダーや小麦粉で作った生地を丸め、じっくり揚げてから濃厚な砂糖シロップに浸します。口に入れるとふわっとほどけ、強い甘さが幸福感を誘います。家族で分け合ったり、大皿に盛って来客にふるまったりと、インドの“歓びを共有する文化”を象徴する存在です。

中国 月餅(9~10月)

月餅は、中秋節に家族と月を眺めながら食べる縁起菓子。濃厚なあんやナッツ、塩漬け卵黄が入った重厚な味わいが特徴です。丸い形は“家族円満”を象徴し、親戚・友人・ビジネスパートナーへの贈り物としても重宝されます。月餅を交換し合うことで「お互いに良い一年を」と祈る文化が根づいています。

アメリカ パンプキンパイ(11月)

パンプキンパイは、サンクスギビング(感謝祭)に家族や親戚が集まり、食卓の真ん中に置かれる象徴的なスイーツ。シナモンやナツメグが香るかぼちゃフィリングの濃厚な甘さが、焼きたてのパイ生地と相まって温かな味わいを生みます。食卓を囲みながら「今年の感謝」を語り合う風景の中に必ず存在する、アメリカ家庭の心の味です。

ドイツ シュトーレン(12月)

シュトーレンは、クリスマス前のアドベント期間に少しずつスライスして味わうドイツの伝統菓子。生地にはラム酒漬けのドライフルーツやナッツがぎっしり詰まり、日ごとに熟成して風味が深まります。表面の粉砂糖は“雪”を表し、キリスト誕生を象徴するといわれています。家族で毎日少しずつ食べながらクリスマスを待つ、ゆっくりとした時間を育むお菓子です。

イタリア パネトーネ(12月)

パネトーネは、クリスマスシーズンに家族でゆっくり楽しむイタリアの発酵菓子パン。ふんわりとしたスポンジの中に、ドライフルーツやバターの豊かな香りが広がります。長時間発酵で生地を育てるため、家庭では特別な時にしか作られず、“豊かさと祝福の象徴”とされています。クリスマス当日はもちろん、親戚の家に手土産として持ち寄り、みんなで切り分けて食べるのが定番のスタイルです。

甘いものは、私たちの心にそっと寄り添い、思い出と喜びをつないでくれます。今日選んだひと口の甘さが、あなたに小さな幸せを運んでくれますように。

text「ハレの日、アサヒ」編集部

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