夏の果物一覧!旬の時期から果物狩りまでおいしく楽しもう
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まだまだ暑い日が続きますが、夏はみずみずしい果物が恋しくなると言う人も多いのではないでしょうか?スイカや桃、メロンなど、夏の果物は水分がたっぷりで、暑さで疲れた体にも沁みますよね♪
今回はまだまだおいしく食べられる夏の果物にフォーカスします。旬の時期、選び方など知るともっとおいしく食べられること間違いなしです!
INDEX
夏の果物と旬の時期を知っておいしく楽しむ
そもそも「旬」って?
「旬」とは食材が最もおいしく、栄養価が高くなる最盛期の時期のことです。現代では一年中様々な果物が手に入りますが、旬の時期の果物には格別なおいしさがありますね。
夏に旬を迎える果物の中には水分を豊富に含むものも多くあります。一年でもっともおいしく食べられるだけではなく、水分補給もできるという点からも、暑い夏を乗り越えるための強い味方と言えますね。
ここからは、夏を代表する果物を見ていきましょう!
スイカ
夏の果物といえば、多くの人がまず思い浮かべるのがスイカではないでしょうか。
スイカの旬の時期
スイカの旬は6月から8月頃となっています。品種や産地によって多少の違いはありますが、夏の代表的な果物として、この時期に最も美味しいスイカを楽しむことができます。小玉スイカなども含めて、夏場を通して様々な品種が出回ります。
代表的な品種
祭ばやし(千葉県・山形県など)、ひとりじめ(熊本県など)、金福すいか(福井県)など
桃
やさしい甘さとジューシーな果肉が魅力の桃。贈り物としても人気の高い夏の定番です。
桃の旬の時期
桃の旬は6月から9月頃で、品種によって収穫時期が異なります。7月から8月にかけて最も多くの品種が出回り、みずみずしい味わいを楽しめる夏の代表的な果物です。
代表的な品種
白鳳(山梨県・福島県など)、白桃(岡山県・山梨県など)、あかつき(福島県・長野県など)、川中島白桃(長野県・山梨県など)など
メロン
メロンも、特別な日のデザートやギフトとして重宝されている高級フルーツの代表格のメロン。食卓に並ぶと嬉しい果物ですよね。
メロンの旬の時期
産地や栽培方法によって旬の時期が異なりますが、早いものだと5月頃から出回り始め、8月までが旬とされます。
代表的な品種
アールスフェボリット(静岡県・茨城県など)、アンデスメロン(茨城県・熊本県など)、タカミメロン(茨城県・北海道など)、プリンスメロン(茨城県・熊本県など)など
ぶどう
巨峰やシャインマスカットなどお馴染みの品種も多数のぶどう。粒をひとつひとつ摘んで食べるのも楽しく、家族みんなで楽しめる身近なフルーツです。
ぶどうの旬の時期
ぶどうは品種が非常に豊富で、7月から10月頃にかけて様々な種類が楽しめます。8月中旬以降は特に多くの品種が出回り、それぞれの種類で糖度や酸味、食感が大きく異なるため、食べ比べを楽しむのもぶどうの醍醐味の一つです。
代表的な品種
巨峰(長野県・山梨県など)、シャインマスカット(岡山県・長野県など)、ピオーネ(岡山県・広島県など)、デラウェア(山形県・大阪府など)など
ブルーベリー
小さな実に栄養がぎゅっと詰まったブルーベリー。そのまま食べても、ヨーグルトやパンケーキにトッピングしても美味しく、健康志向の高まりとともに昨今注目を集めていますね。
ブルーベリーの旬の時期
ブルーベリーは6月から8月頃が収穫のピークを迎えます。生食はもちろん、冷凍保存がきくため、ジャムやお菓子作りにも重宝されます。
代表的な品種
デューク(長野県・群馬県など)、ブルークロップ(長野県・群馬県など)、ティフブルー(長野県・群馬県など)、スパルタン(長野県・北海道など)など
マンゴー
南国の味を運んでくれるマンゴーはトロピカルフルーツの代表格です。とろっとした食感も魅力ですね。
マンゴーの旬の時期
マンゴーは5月〜7月が最盛期。この時期の果実は特に濃厚な甘みと香りを楽しむことができます。
代表的な品種
アーウィン種(宮崎県・沖縄県)、キーツマンゴー(沖縄県)、アップルマンゴー(宮崎県・鹿児島県など)、金蜜マンゴー(沖縄県)など
パイナップル
南国の太陽をたっぷり浴びて育ったパイナップル。酸味と甘みのバランスが絶妙で、夏の暑さを忘れさせてくれる爽やかな味わいが魅力です。
パイナップルの旬の時期
フィリピンや台湾から輸入されたものが多く流通していますが、国内では沖縄県で生産されています。国産パイナップルの旬は4月から8月頃となります。
代表的な品種
スムースカイエン(沖縄県)、スナックパイン(沖縄県)、ピーチパイン(沖縄県)など
さくらんぼ
可愛らしい見た目も魅力のさくらんぼ。手軽に食べられるサイズで、口に広がる甘酸っぱさがおいしいですね。
さくらんぼの旬の時期
さくらんは夏の果物の中でも特に旬の期間が短い果物で、6月から7月頃が最盛期となります。この短期間に集中して出回るため、「今しか味わえない贅沢」として多くの人に愛されているんですね。
代表的な品種
佐藤錦(山形県・青森県など)、紅秀峰(山形県・青森県など)、高砂(山形県・北海道など)、ナポレオン(北海道・山形県など)など
美味しい果物の見分け方
美味しい果物を選ぶためには、果物のおいしさが糖度や酸度だけでなく、食感や香りなども影響することを知っておくことが大切です。また、多くの果物は樹上で成熟し食べ頃で収穫されるため、購入後は早めに食べることが重要です。
基本的な選び方のポイント
美味しい果物を選ぶには、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。見た目、香り、手触りなどのポイントを押さえて、おいしい一品を見つけましょう。
スイカの選び方
軽く叩いて「ポンポン」という響く音がするものを選びましょう。また、軸の周りがくぼんでいて、縞模様がはっきりしているものが良品とされています。重量感があり、表面にツヤがあるものを選ぶのがポイントです。
桃の選び方
ふっくらと丸みがあり、果皮全体にうぶ毛が生えていて甘い香りがするものを選びましょう。色づきが良く、軽く押して適度な弾力があるものが食べ頃のサインです。傷や変色がないものを選ぶことも大切です。
メロンの選び方
底を軽く押して適度な弾力があり、甘い香りが漂うものが食べ頃のサインです。網目模様が均等で美しく、重量感があるものを選びましょう。軸の周りが少しやわらかくなっているものは完熟している証拠です。
そのまま食べるだけじゃない!夏の果物の楽しみ方って?
簡単にできる夏の果物のアレンジアイデア
夏の果物は、そのまま食べても十分美味しいですが、ちょっとしたアレンジを加えることで、さらに楽しみ方が広がります。
野菜サラダとの組み合わせ
果物と野菜を組み合わせた、甘みと酸味のバランスが楽しいサラダです。レタスやベビーリーフなどの葉物野菜に果物を加えることで、普通のサラダとは一味違った爽やかな味わいになります。暑い夏の献立に、栄養バランスが良くて食べやすい一品として重宝します。
フルーツゼリーでひんやり
ゼラチンを使って手作りすることで、果物本来の味を活かした冷たいデザートが作れます。透明感のある見た目も夏にぴったりです。作り方は簡単で、温めた果汁にゼラチンを溶かし、カットした果物と一緒に冷やし固めるだけ。二層にしたり、グラスに入れて作ったりすると、見た目も華やかになります。砂糖の量を調整すれば、甘さ控えめのヘルシーなデザートとしても楽しめます。お好みの果物でどうぞ。
栄養たっぷりのスムージー
冷凍した果物と少量の水や牛乳をミキサーにかけて、栄養たっぷりの冷たいドリンクができあがり!バナナを加えてまろやかな味わいにしたり、はちみつで甘さを足したりと自分好みのスムージーを作ってみましょう。暑い日のおやつや、忙しい朝にしっかりと栄養を取りたい時にもおすすめです。
ヨーグルトにトッピング
プレーンヨーグルトに果物をトッピングするだけで、普段の朝食やおやつが一気に豪華になります。手軽で栄養バランスも良好です。果物の甘みでヨーグルトの酸味がマイルドになり、食べやすくなるのも魅力。グラノーラやナッツを一緒にトッピングすると食感にアクセントが加わります。
夏のレジャーとして果物狩りもおすすめです
夏の果物は購入して楽しむだけでなく、実際に農園で収穫体験をすることで、より一層その美味しさを実感できます。果物狩りは家族や友人との思い出作りにもぴったりですね。
桃狩り
産地にもよりますが、桃狩りは主に7月から8月頃に楽しめます。完熟した桃の甘い香りに包まれながらの収穫体験が楽しいですよ。桃は傷つきやすいデリケートな果物なので、優しく扱いながら収穫するのがコツ。もぎたての桃は格別の甘さで、中には品種の食べ比べができる農園もあります。
ぶどう狩り
8月から10月頃まで長期間楽しめるぶどう狩りは、房ごと収穫する醍醐味があります。人気の巨峰、シャインマスカット、デラウェアなど様々な品種があり、それぞれ異なる甘さや食感を味わうことができます。
ブルーベリー狩り
6月から8月頃に楽しめるブルーベリー狩りは、小さな実を一粒ずつ摘み取る楽しさがあります。青紫色に熟した実を見つけて収穫するのは宝探しのようで、お子さんも一緒に楽しめること間違いなし!


夏の果物は、暑い季節に私たちの体と心を潤してくれる頼もしい味方です。スーパーで手軽に購入して楽しむのはもちろん、ちょっとしたアレンジを加えたり、家族や友人と果物狩りに出かけたりと、めいっぱい楽しみたいですね。まだまだ続く今年の暑い夏を果物と一緒に乗り切りましょう!