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日本に、ぬくもりを。アサヒ生ビール(通称:マルエフ)はどんなビール?

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日本に、ぬくもりを。アサヒ生ビール(通称:マルエフ)はどんなビール?

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「アサヒ生ビール(通称:マルエフ)」というビールをご存じですか?「日本のみなさん、おつかれ生です」と語りかけるCMが印象にある方も多いかもしれません。
今回は、その「アサヒ生ビール」の復活の歴史と秘話をお届けします。

嗜好の変化を捉えた全く新しい味のビールが誕生

1986年、売上が厳しく「ユウヒ(夕日)ビール」と言われるくらいの低迷期だったアサヒビール。消費者の声を聞き、消費者が求める味と向き合って開発されたのが「アサヒ生ビール」です。

「日本人にビールの味の違いは分からない」と言われた時代に、消費者の味覚を信じて、開発者たちは5000人の嗜好調査を実施。調査から、消費者の嗜好が「苦くて重いビールから、すっきりとした味わいのビール」へと変化している結果を得て、苦くて重いこれまでのビールとは一線を画す、消費者が求めるビールを開発することになりました。試行錯誤を重ねて、ついに「コクがあるのに、キレがある。」という、それまでになかった全く新しい味が生まれました。 アサヒビールを代表するブランドとして「アサヒ生ビール」という名前で売り出されヒットし、開発者の願い通り、アサヒビールを飛躍的な復活に導きました。

1986年、発売当時の新聞広告

翌年の1987年に「スーパードライ」の発売が決定され、のちに大ヒットとなり生産が追い付かない状態となりました。生産能力など資源を集中する経営判断のもと、1993年に「アサヒ生ビール」の缶と瓶は終売となったものの、その味わいは飲食店と根強いファンの皆さんから愛され続け、樽生のみ継続して販売。一部の飲食店で飲める「幻のアサヒ」として愛され続けました。

ぬくもりある心地よい時間を求める方に向けて、約28年ぶりに缶で復活

2021年、やわらかな口当たりとまろやかな味わいを持ち、飲食店で飲み継がれてきた「アサヒ生ビール」は、発売当初の中味そのままに缶で復活しました。

復活の背景にあったのは、コロナ禍で人と人とのつながりやコミュニケーションの希薄さを感じるようになったこと。そして、自宅で余暇にかける時間や家族とのつながりや暮らしなどにかける時間が増え、家飲みのシーンでは、ゆっくり、まったりくつろぎながらお酒を楽しむ傾向が広がったこと。

「スーパードライ」などと比較して炭酸・アルコール分が低めで、ホップのほどよい苦味・やさしい香り、麦の味わいやうまみが感じられる「アサヒ生ビール」は、うまみのあるまろやかな味わいから、「ゆったり楽しめる」ビールとして、やさしさやぬくもりを求める時代に復活したのです。 日常の中で前向きに何かに取り組み続けている方に向けたビールを「スーパードライ」とすると、ぬくもりある心地よい時間を求める方に向け、”ぬくもり”や”ゆったり”といった情緒的価値をお届けするビールが「アサヒ生ビール」です。

2024年9月現在の「アサヒ生ビール」ラインアップ(左から缶250ml、缶350ml、缶500ml、中瓶、大瓶)

「アサヒ生ビール黒生」は日本初の缶の黒生ビールがルーツ

「アサヒ生ビール」と同じく多くのお客さまから復活を望む声が寄せられたことから2022年に復活したのが「アサヒ生ビール黒生」です。1982年に日本初の缶ビールとして発売した「アサヒ黒生ビール」をルーツとした商品です。1995年に「アサヒ生ビール黒生」としてリニューアルされ、2012年の「アサヒスーパードライ ドライブラック」の発売を機に惜しまれつつも2015年に終売となりましたが、装いを新たに復活しました。

「アサヒ生ビール黒生」は、1995年のリニューアルから終売となる2015年までの中味をそのままに楽しめます。黒麦芽、クリスタル麦芽、ミュンヘン麦芽をブレンドして使用することで、麦芽の芳ばしい香りと苦味が少なくやや甘味を感じるまろやかなうまみを実現しています。「アサヒ生ビール」と「黒生」を1:1で混ぜる「ハーフ&ハーフ」や2:1で混ぜる「ワンサード」などの飲み方もおすすめです。

左:1995年リニューアル後の新聞広告/右:2024年9月現在の「アサヒ生ビール黒生」ラインアップ(缶350ml、缶500ml、小瓶)

実は勘違いから生まれた?通称「マルエフ」の由来

「アサヒ生ビール」は「マルエフ」という通称で、一部の飲食店やファンの皆さんに親しまれてきました。この「マルエフ」は、社内呼称である開発記号が由来となっています。商品を開発する際、開発の初期段階には商品の正式名称が固まっていないことも多く、社内での呼び方として開発記号を付けています。

「アサヒ生ビール」は、当時売上が低迷していたアサヒビールを復活させたいという思いから、幸運の不死鳥(Fortune Phoenix)の頭文字<F>を取って「マルエフ(F)」と名付けられました。

…と言うのは、実は後から変更した由来。もともとの由来はフェニックス(Phoenix)でしたが、頭文字が<P>であることに後から気づき、幸運(Fortune)という由来にひっそり訂正されました。

幸運の不死鳥(Fortune Phoenix)のアイコン

これからも「アサヒ生ビール」で、“まろやかなうまみ”や“ぬくもりのある世界観”をお届けします。ビールとともに、ぬくもりのある心地よい時間を過ごしたいときには、ぜひ「アサヒ生ビール」をお楽しみください!

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