ハレの日、アサヒ 毎日がおいしく楽しく

ハレの日、アサヒ
記事を検索する

記事を検索する

100年の研究が生んだ新習慣! PLUSカルピス®の開発秘話

100年の研究が生んだ新習慣! PLUSカルピス®の開発秘話

SHARE

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • Pinterestで共有
  • LINEで共有
  • このページへのリンクをコピー

アサヒ飲料では、乳酸菌の力を活用した腸活・睡眠ケア商品PLUSカルピス®を発売しています。今回は開発者インタビューを通して機能性や味わいといった特徴を中心に紹介します。
自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか!

カルピス®の価値を生かした健康サポート飲料

PLUSカルピス®について教えてくれるのは、マーケティング本部 乳性グループプロデューサーの山本広晃。ブランドで特に大切にしている想いは、「おいしく楽しく飲み続けていただくことです」と話します。

アサヒ飲料 マーケティング本部 山本広晃 お茶の研究開発などを経て、2022年9月からマーケティング本部へ

「カルピス®には、1919年の7月7日に発売されて以来、ずっと大切にしている4つの価値があります。それは、おいしいこと、滋養になること、安心できること、経済的であること。特にPLUSカルピス®は“滋養になること”にフォーカスしつつ、おいしさや安心、経済的に飲んでいただくブランドを目指して生まれました。」

あなたに合うのはどれ?「PLUSカルピス®」3種類の違いとは

PLUSカルピス®は3種類ありますが、それぞれの特徴を教えてください

デビューは2024年の4月。ラインナップは「PLUSカルピス® 睡眠・腸活ケア」「同 免疫サポート」「同 体脂肪ケア」の3種類があり、それぞれが得意とする機能訴求をもっています。


「濃い青色の『PLUSカルピス® 睡眠・腸活ケア』は『ガセリ菌CP2305株』を使っており、『ガセリ菌CP2305株』には睡眠の質(眠りの深さ)を高める機能、腸内環境を整える機能が報告されています。このダブルの機能が特徴ですね。」

PLUSカルピス® 睡眠・腸活ケア

赤色の「PLUSカルピス® 免疫サポート」は、「L-92乳酸菌」を配合していることが大きな特徴。「L-92乳酸菌」には健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。
「もうひとつ、パッケージ正面では打ち出してないんですけど、『L-92乳酸菌』にはホコリやハウスダストによる鼻の不快感を軽減することも報告されており、鼻の不快感が気になる方にもおすすめの商品となっています。」

「PLUSカルピス® 免疫サポート」

そして水色の「PLUSカルピス® 体脂肪ケア」は、「乳酸菌CP1563株」由来の「10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)」を含む1本。
「『10-HOA』には、BMI(肥満度の判定に用いられる体格指数)が高めな方の体脂肪や内臓脂肪を減らす機能が報告されております。これら3本の機能はすべて、『カルピス®』が100年以上培ってきた独自の研究成果から生み出されたもので、ほかにはない自信作となっています。」

「PLUSカルピス® 体脂肪ケア」

味わいに関しては、どれもカルピス®らしい爽やかで甘ずっぱいおいしさはそのまま。とはいえ小容量のため、「カルピスウォーター®」より濃いめに仕立ていて、満足度の高い味に。加えて、3種類の商品テーマごとに設計を変えているとか。

「それぞれ、主として飲まれる時間帯などが異なると考え、そのシーンによりマッチした味わいに仕立てています。たとえば『睡眠・腸活ケア』でしたら、就寝前の夜に飲みやすいようなさっぱりテイストに。『免疫サポート』は、日中のおやつ代わりやリフレッシュにもなるような、比較的甘めの設計です。

『体脂肪ケア』は糖類の摂取量を気にかけている方にも飲んでいただけるように低糖設計としながらも、まろやかな甘さが楽しめるのでおやつがわりにもおすすめです。」

「PLUSカルピス®」を継続的に続けるコツ

―「PLUSカルピス®」は習慣的に飲むことで、よりよい効果が期待できるとのこと。ではその目安や、摂取におすすめの時間帯はあるのでしょうか?

「飲む頻度については、1商品につき1日1本を推奨しています。時間帯に関しては、先ほど『睡眠・腸活ケア』は就寝前の夜に飲みやすい味と申しましたが、お客様の好きなタイミングで飲んでいただければと思いますし、気軽に飲める点も続けやすさにつながると考えています。」

粉末化がカギ!進化する乳酸菌アプローチ

―健康への関心が年々高まる中、乳酸菌飲料もさまざまな商品が発売されています。その中で、PLUSカルピス®最大の特徴はどんな点にあるのでしょうか?

「乳酸菌飲料は、発酵乳そのものを入れるタイプがほとんどです。一方『ガセリ菌CP2305株』や『L-92乳酸菌』に関しては、殺菌粉末化して飲料に添加できる点が特徴。殺菌粉末なので利便性が高く、常温販売できたり、味への影響が少なかったりというメリットがあり、応用しやすいのもポイントです。

同じく『ガゼリ菌CP2305株』を用いた商品で、アサヒグループ食品の『わたしプロローグ』は、月経に関する機能性を訴求した日本初の機能性表示食品です。」

「わたしプロローグ」

「ガセリ菌CP2305株」はほかにも、「ぐんぐんグルトα快眠・快腸ケア」などで採用。また、「L-92乳酸菌」は「三ツ矢免疫サポート」などで商品化されています。

名称案は100以上! 開発の苦労話とは?

多くのお客様に手に取ってもらうための工夫

PLUSカルピス®には前身ブランドからのリニューアルとなり、それが2013年に誕生した「カルピス®由来の乳酸菌科学」シリーズ。リブランディングの背景には、より直感的に魅力を伝えたいという狙いがあったといいます。

「以前は『カルピス®由来の乳酸菌科学』というシリーズ内に、『届く強さの乳酸菌W(ダブル)』『守る働く乳酸菌W』『ラクトスマート200』と、各商品を展開していたのですが、それらを『カルピス®』のサブブランドして再定義したのがPLUSカルピス®です。名称だけでもアイデアは100以上あり、最終的に『日々の生活にプラスしてもらうことで、健やかで前向きな生活を送っていただきたい。』という想いを込めてPLUSカルピス®に決定しました。」

―決め手となった理由は、覚えやすさや、よりキャッチーでポジティブなイメージなど。100以上のネーミング案から選ぶのも大変そうですが、ほかにはどんな苦労があったのでしょうか?

「例えば、パッケージデザインですね。長く愛飲されているお客様も多かったので、新しさを打ち出しつつも、前シリーズをご愛飲くださっているお客様が見失うような形にはなってはいけません。その狭間の中で、レイアウトをそろえたり、各機能のシンボルカラーを踏襲したり。新旧でどうバランスを取るかを細かく見ながら調整していくところには、多くの時間をかけました。」

新たに訴求した、デザインに関するポイントのひとつが、ブランド名にもなっている「プラス」のマーク。単にシンボルとして配置するだけでなく、愛着をもってもらえるための工夫も凝らしているとか。

「ファーストインプレッションの気付きになるような意味を込めて、パッケージの中央に金色でレイアウトしました。商品パンフレットなどの販促物にも、このマークは意図的に使うようにしています。また、ボトルのラベルには全部で9~10色を使っているのですが、金色には3色と贅沢な使い方をして、立体感や信頼感を表現しています。」

 100年の歴史が支える新たなヘルスケア飲料

―完成するまでには、どれぐらいの月日を要したのでしょうか。

「約2年ですね。検討の構想は2022年から始まっており、私がマーケティングに異動してきた同年9月には、すでに議論が始まっていました。開発背景には社会情勢や市場動向も関係していまして、社内外でヘルスケア飲料に対する期待度が高まっていた時期でした。前者がコロナ禍によって意識が高まった免疫トレンドです。そして後者が、睡眠効果をうたうドリンクの爆発的なブームです。」

―カルピス®誕生から100年以上。長らく研究が行われてきた成果や知見は、PLUSカルピス®」でどのように生かされているのでしょうか。

「前述した『ガセリ菌CP2305株』の粉末化などもそのひとつですが、歴史があるからこそ優れた菌を豊富にそろえ、より良い商品へと活用できることが強みです。研究所の膨大な微生物ライブラリーから最適なものを選抜していくイメージですね。PLUSカルピス®はそのような長年の乳酸菌研究で選び抜かれた乳酸菌や乳酸菌由来の成分を使っています。」

ゆるい健康ニーズにも応える親しみやすいドリンクに!

長年のカルピス®研究で培われてきた乳酸菌の技術。今後は、どのような展開を計画しているのでしょうか。山本は「具体的な新商品はまだ決まってないのですが」と前置きしつつ、未来の展望を教えてくれました。

「100年以上愛されるカルピス®のサブブランドという強みを生かし、より親しみやすい機能性ドリンクとして親しんでいただきたいですね。身近な飲料だからこそリーチできる側面があると思っており、無理せず楽しみながら健康になりたい方でも続けられる商品になれたら。『PLUSカルピス®』でも、新たな機能の開発だったり、現在の機能の強化だったりと、引き続き注力していきたいです。」

PLUSカルピス®に関しては、飲み方のバリエ―ションを増やしていきたいと話す山本。2025年4月には、490mlでゴクゴク飲める「PLUSカルピス® 免疫サポートウォーター」が発売されたが、そのほかにも、PLUSカルピス®の希釈タイプの商品化を構想したりと、アイデアは尽きません。

「PLUSカルピス® 免疫サポートウォーター」

最後におすすめの飲み方を教えてもらいました。

「季節的な観点でいえば、暑いと睡眠の質が低下しますので、これからの時期は睡眠の質を高めるのに役立つ『PLUSカルピス®睡眠・腸活ケア』がイチオシです。
味わい的にも、すっきりとしたカルピス®ならではの甘ずっぱさは気に入っていただけるはず!特に、キンキンに冷やしてお風呂上がりに飲んでいただくのがおすすめですが、気軽に楽しんでいただけたらうれしいですね。」

text&photos中山秀明

100年の研究が生んだ新習慣! PLUSカルピス®の開発秘話

遊ぶ

水玉の世界へようこそ。浅草で楽しむ「カルピスルーム」

100年の研究が生んだ新習慣! PLUSカルピス®の開発秘話

遊ぶ

春のおでかけ、「カルピス」みらいのミュージアムに行ってみた!

SHARE

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • Pinterestで共有
  • LINEで共有
  • このページへのリンクをコピー

注目PICKUP

 PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP

 PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP

【アサヒ・nishikawa対談】眠りと食で育む、子どもの可能性

朝活好き編集部おすすめ!浅草でモーニングを楽しめるスポット3選

次の休み何する?【1】浅草おでかけマップ

【北欧は、食べて、旅する】第1回 忘れられない、コーヒータイム

【北欧は、食べて、旅する】第1回 忘れられない、コーヒータイム

【北欧は、食べて、旅する】第2回 SDGs先進国のアップサイクルな食事情

【北欧は、食べて、旅する】第2回 SDGs先進国のアップサイクルな食事情