新生活が始まる春、何か新しいことにチャレンジしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そんな方に紹介したいのが、今注目の「メンズメイク」です。今回は資生堂のビューティ―講座にアサヒ社員9名が参加し、メンズメイクに挑戦しました。参加者の半数は普段化粧水も使用していないというメイク初心者でしたが、講座終了後には「肌も気持ちも明るくなった」「印象が変わっていく様子が楽しかった」といった声があがりました。皆さんもメンズメイクを取り入れて、晴れやかな気持ちで新生活を送りませんか？

なぜ今「メンズメイク」が注目を集めているの？

最近注目を集めている「メンズメイク」。その背景には、ジェンダーニュートラルな価値観のもと、自分のアイデンティティーを自由に表現したいというニーズの拡大があります。また化粧をすると、自己肯定感を高められたり、人に会うのが楽しくなったり、前向きな気持ちになるといった効果もあります。化粧には自分らしさを表現するという「外」に働きかける力だけでなく、私たちの「内（面）」に働きかける作用もあるんですよ。

男性の肌は女性の肌よりも弱い！？

化粧をするなら女性と同じようにすれば良いのでは？と思う方もいるかもしれませんが、男性向けの化粧が必要な理由があるんです。100年にわたって男性肌に特化した研究を続けている資生堂によると、実は、男性の肌は女性の肌よりも弱いという驚きの研究結果があるのだとか！男性の肌は、女性と比べて乾燥しやすいため肌荒れを起こしやすく、しわ・たるみの原因となる紫外線のダメージを受けやすいと言われています。そのため、男性特有の肌悩みに特化したケアが必要なのです。

アサヒ社員がメンズメイクに挑戦！

いよいよメンズメイクに挑戦です！今回は、20代のアサヒ社員9名が参加しました。普段のケアについて尋ねると、半数は化粧水のみ、半数は何もしていないというメイク初心者。少し緊張した面持ちで講座がスタートしました。

ステップ１：基本のスキンケア

洗顔→化粧水→乳液の順に使用します。乳液の後に美容液やクリームなどのスペシャルケアをすると、肌をより健やかな状態に保つことができます。
ポイントは顔全体にムラなく均一に塗布すること。顔の中心から外側に、下から上へなじませます。

スキンケア後は「気持ちいい！」「顔色が明るくなった！」と喜びの声があがりました。第一印象を決める上でも大切な「肌」。楽しみながら、スキンケアを毎日の習慣にしていきたいですね。

ステップ2：ベースメイク

BBクリームで明るく健康的な印象をつくります。パール粒大のBBクリームを手に取り、おでこ、鼻筋、両頬、あごの5点に置き、顔全体に均一になじませます。

目の下などのくすみが気になる部分はコンシーラーで隠します。

顔色がパッと明るくなり、「健康的な印象になった！」という声があがりました。

ステップ3：眉メイク

眉用のコームを当ててはみ出る長さの眉毛をカットし、スクリューブラシで毛流れを整えます。

アイブロウで眉毛を書き足す際は「眉山（眉の中で一番高いところ）」を意識して、眉毛のない部分を埋めるように、毛流れに沿いながら丁寧に整えます。

眉は仕上がりの印象を大きく左右するので、キリっとした印象に見せたい、優しい雰囲気を演出したいなど、なりたい自分に合わせて書き足してみてくださいね。

ステップ4：アイメイク

アイラッシュカーラーでまつ毛の根元をしっかり挟み、毛先に向かってすべらせるように動かしましょう。自然な上向きカールをつけることで、目力がアップします。

アイラインはまつ毛の生え際を埋めるように書きます。眉下を少し引っ張ると書きやすいですよ。

ベージュのアイシャドウで、まぶたをワントーン明るくします。ラメが入っていないものを選ぶとより自然な印象になります。

ステップ5：リップメイク

保湿もできて、自然に血色感をプラスできる色つきのリップクリームを選びましょう。講座では筆を使用しましたが、直塗りでティッシュオフしてもOKです。　

これで完成！参加者たちはお互いの顔を見て、変化した様子を楽しみました。

いかがでしたか。参加した社員からは「早速出社している同期にも見てもらい、たくさん褒めてもらった」「ちょっとしたことで印象を変えられることが分かり、新鮮な体験だった。これからは妻と一緒にメイクにチャレンジしたい」「良い意味でメイクしている感があまりなく、これなら普段の生活にも取り入れられそう」といった感想が寄せられ、初めてでも楽しみながらメイクに挑戦することができました。皆さんも「化粧の力」で魅力を自然に引き出し、自分らしさを表現してみませんか？

資生堂ビューティー講座