韓国チキンとビールで乾杯!みんなでお家パーティーしよう
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2024年ももうすぐ終わりますね。1年の締めくくりには家族や仲間とおいしい料理と酒を楽しみたいものです。そこで今回は日本でも人気の「韓国料理」から、ビールとの相性抜群な韓国チキンのレシピを紹介します。
INDEX
韓国料理の魅力とは
韓国料理の特徴はおかずと野菜の多さ
韓国ドラマやK-POPブームの影響で、韓国料理は日本でも広く親しまれるようになりました。全国各地で韓国料理専門店が増え、私たちの生活にすっかり溶け込んでいます。韓国料理の特徴について、日本における韓国および韓国食文化の紹介などを行っている韓国農水産食品流通公社のユン・サンヨン本部長に伺いました。
―韓国料理にはどのような特徴があるのでしょうか?
韓国料理は「薬食同源」という言葉が根底に根付いています。食べるものは全て薬になるという考え方です。韓国の食卓はご飯・スープ・メイン料理・「パンチャン」と呼ばれるキムチなども含めた小鉢のおかず(副菜)が必ず並び、バランスの良さが特徴ですね。日本の定食のように一人前になっているスタイルではなく、テーブルの上に食事が置かれ、みんなで取り合って食べるのが一般的です。
副菜が多いのも韓国料理の特徴の一つで、1種類や2種類ではなく、和え物、煮つけ、炒め物などさまざまな種類の副菜が食卓に並びます。飲食店ではおかずは無料でおかわりができることもあり、おかずの多さで飲食店を決めるなどお店選びの決め手の一つにもなるほど重要です。
また、野菜に包んで食べる「サム文化」も特徴で、この文化は高麗時代(1918年-1392年)から続いています。肉だけでなく、魚も野菜に包んで食べるので、韓国の野菜摂取量は世界トップクラスと言われています。
日本で人気!韓国チキンの魅力と楽しみ方
―日本でも人気の韓国料理に「韓国チキン」がありますよね。韓国で主流になったのはいつごろからですか?
もともと韓国チキンはボリュームがあり安価な値段だったことから、仕事終わりのサラリーマンがお酒と一緒に食べていました。丸ごと一羽や骨付きの大きなチキンが主流で、日本でよく見かける一口サイズの唐揚げとは異なります。
現在でも韓国では骨付きのチキンが一般的ですが、最近では骨なしタイプや一口サイズのものも増えてきました。また、ヤンニョム味やチーズ味など、バリエーションが豊富になり、より多くの人に親しまれるようになりましたね。
―自宅でもよく作られますか?
韓国チキンは日本の唐揚げのように家で作る料理ではなく、専門店に買いに行くか、出前を取るのが一般的です。韓国ではコンビニエンスストアよりもチキン専門店の方が多いと言われるほどメジャーなので、ほとんどの方は専門店で購入します。
―韓国チキンに欠かせないものは何ですか?
韓国チキンを食べる際に欠かせないものと言えば「チキンム」です。「チキンム」とは大根の酢漬けで、さっぱりしているため箸休めの役割をしており、韓国ではチキンを食べる際にはマストと言っても過言ではないほど欠かせないものです!
また、韓国語にはチキンとビール(メクチュ)を組み合わせた「チメク」という造語があります。こういった呼び名ができるほどビールとの相性がいいと言われているので、韓国チキンにとってビールも欠かせないですね。
自宅で簡単に作れる!ヤンニョムチキンレシピ
韓国ではチキン専門店で買うのが一般的ですが、日本にチキン専門店は少ないですよね。そこで、自宅で簡単に作れるヤンニョムチキンのレシピを紹介します。今回は、次の日に匂いが気にならないよう、ニンニクを使わずにアレンジしました。鶏もも肉を1枚丸ごと使えばボリューム満点で食べ応えも十分。家族や仲間と楽しむお家パーティーにぴったりです。
<材料>
・鶏もも肉………………1枚(260g程度)
・片栗粉…………………大さじ1と1/2程度
・揚げ油…………………適量
・マカダミアナッツ……大さじ1
・レタス(お好みで)…適宜
●下味用調味料
・塩……ひとつまみ
・砂糖…ひとつまみ
・酒……大さじ1
・水……大さじ1
●タレ用調味料
・コチュジャン…大さじ1
・ケチャップ……大さじ1
・みりん…………大さじ1
・砂糖……………大さじ1
・酢………………大さじ1
<作り方>
①鶏もも肉は皮目にフォークで穴をあける。肉が厚い部分は、切り込みを入れて開き、厚さをなるべく均一にしておく。ポリ袋に下味用調味料とともに入れて、よく揉み込みながら室温で15分ほど置く。
②その間にタレを作っておく。フライパンに、タレ用調味料を全て入れて、中火で全体を混ぜ合わせる。ふつふつとしてきたら火を止める。
③鶏もも肉に片栗粉をまぶし、タレとは別のフライパンに揚げ油を2~3cmほど入れて中温(170~180℃)に熱し、鶏もも肉の皮目を下にして入れて衣がしっかり固まってくるまで4~5分揚げる。上下を返し、さらに3~4分揚げる。全体がきつね色になる程度に揚がってきたら、強火にして上下を返しながらさらに1分程揚げて、フライパンから取り出し、油をきる。
④タレを作ったフライパンを再び火にかけ、③を入れて煮詰めながら全体にタレをからめる。
⑤皿に盛り、仕上げに砕いたマカダミアナッツをふりかけ出来上がり。お好みでレタスを添えて。
相性抜群!韓国チキンとビールで乾杯
韓国でも人気!まるでお店の生ビールのような生ジョッキ缶
チキンと一緒に楽しみたいお酒として、缶ビールなのにまるでお店の生ジョッキのように楽しめる『アサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶』はいかがでしょうか。実はこの生ジョッキ缶、日本だけでなく韓国でも発売しています。2023年5月に韓国で数量限定発売した際には、メディアでも連日「生ジョッキ缶」フィーバーが報道され社会現象化するほど大きな話題になりました。韓国でもそのおいしさが広まり、今では人気の商品になっています。先ほど紹介した甘辛い味つけのヤンニョムチキンとの相性も抜群です!
生ジョッキ缶をおいしく飲むコツ
韓国料理や韓国チキンとのペアリングにぴったりの生ジョッキ缶ですが、泡が出づらかったり、溢れてしまったりしたことはありませんか?
ここでは、生ジョッキ缶を上手く開けるコツを紹介します。
ポイント1 飲む温度
340ml缶:12℃未満の冷蔵庫で6時間以上冷やす
485ml缶:10℃未満の冷蔵庫で8時間以上冷やす
しっかり冷やして飲むことが、おいしく楽しむためのポイントです。
ポイント2 開け方
①リング部分に指をかけ、タブを垂直になるまで真っすぐ起こす。
②タブに指をかけ、手前に真っすぐに引き上げる。
その際に左右にねじらないように注意してください。無理な方向で開けると、タブが折れて開けられなくことがあります。
泡立ちを向上したい!開発者が教える裏技
クリーミーな泡で生ジョッキ缶をより楽しみたい。そんなときに、ぜひ試してみてください!
韓国チキンと生ジョッキ缶は相性ばっちりです。
パーティーシーズンにぴったりなボリュームある韓国チキンと、生ジョッキ缶で
大切な人たちと楽しい時間をお過ごしください!