瓶ビールの楽しみ方。注ぎ方一つであなたも「瓶ビール」マスター
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新生活で歓迎会なども開催され、瓶ビールで乾杯する場面も増える時期です。瓶ビールの特徴は“注ぎ合える”ことですが、泡だらけになってしまったり、逆に全く泡が立たなかったり、苦手意識がある方もいるのでは?今回は、これだけ押さえればバッチリな「瓶ビールをおいしく楽しむ方法」をご紹介します。
INDEX
瓶ビールと樽生ビールって何が違うの?生ビールの「生」って何?
お店でジョッキなどで飲む樽生ビールは、樽詰めされたビールをビールサーバーで注ぎ、きめ細やかな泡を作ることができます。そのため、瓶ビールや缶ビールとは別のものだと思われているかもしれませんが、中味は全て同じものなのです。
お店で飲む樽生ビールだけが生ビールだと思っている方もいるかもしれませんが、それは誤解なんです。生ビールとは熱処理していないビールのことで、例えば『アサヒスーパードライ』は熱処理をしていないので、瓶ビールでも缶ビールでも生ビールです。熱処理は、微生物によってビールが変質し食用に適さなくなることを防ぐために行うのですが、ビール製造工程全般において微生物管理とビールろ過技術が向上したことで、日本では非熱処理の生ビールが主流となっています。
瓶ビールをおいしく楽しむ注ぎ方
注ぎ合う場合には、瓶ビールの中心部分を片手で持ち、逆の手で瓶の底を支えるように持って注ぎます。
相手に銘柄などが見えるようにラベルを上にして持つとより良いとも言われています。瓶が直接グラスに当たってしまわないように、ご注意を!
瓶ビールの注ぎ方のポイント
・少し高めの位置からグラスの中心に注ぎ、1/3程度まで泡がきたら止める
・グラスを手に持ち、グラスの縁に注ぎ口を近づけ、泡の下にビールを静かに注ぐ
・グラスにビールを伝わせながら、徐々にグラスの角度をお越し、泡を持ち上げるように注ぐ
・8分目ほど注いだらグラスをテーブルに置き、グラスの2~3割が泡になるように調整する
瓶ビールをおいしく楽しむコミュニケーション
瓶ビールを注ぎ合う瞬間は、自然とコミュニケーションが生まれ、相手との距離を縮める絶好の機会です。そんなときに大切なのは、相手が気持ちよく飲めるように思いやること。その場にいる人全員が楽しい気分で飲めることが、自分にとっても最高においしくビールを楽しめることになるはずです。そのために、ぜひ二つのポイントを意識してみてください。
1.相手がおかわりを求めているかどうか確認してから注ぐこと
相手に無理やり飲ませることはもちろん絶対にあってはなりません。また、強制しているつもりはなくても、相手の飲める量や飲むペース、何を飲みたいかに気を配らずに注ぐことはやめましょう。
2.相手にポジティブな言葉を伝えながら注ぐこと
注ぎ方に気を取られて、つい無言になってしまうこともあるかもしれませんが、せっかくのコミュニケーションの機会です。褒め言葉・労いの言葉・お礼の言葉などの前向きな言葉を伝えながら注ぐようにしましょう。感謝し合ったり、達成感を感じたりしながら飲むビールはきっといつも以上においしく感じられますよ!
ぜひ皆さんも「瓶ビール」ならではの魅力を楽しんでみてください。
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