読むラジオ\第2回/今年こそ飲みすぎない自分になる!
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新年一発目の「読むラジオ\おいしく楽しく乾杯!/」パーソナリティを務める「ハレの日、アサヒ」編集部のmiyaです。
このコーナーは、120年以上もの間、お酒の事業を営んできたアサヒグループがこれまで積み重ねてきた知見やアイデアを皆さんに分かりやすくシェアして、皆さんとハッピーな乾杯を目指すラジオ風連載企画です。
さて、新年ということもあり、新たな目標を立てる方も多いのではないでしょうか?今回、今年こそお酒を飲む量を減らしたい!と考えている方に向けてお話していきます。
プロフィール
「ハレの日、アサヒ」編集部 miya
「読むラジオ\おいしく楽しく乾杯!/」パーソナリティ。お酒は飲めるけど強くはない。最近の好きなおつまみは、梅しそささみ焼き
プロフィール
アサヒビール コーポレートコミュニケーション部 進藤さん
「責任ある飲酒」を担当し、多量飲酒者の分析・産学連携研究や適正飲酒啓発イベント、「飲酒量レコーディング」を主に担当する。最近の好きなおつまみは、お漬物と柚子こしょう
INDEX
飲む量は“純アルコール量”で把握せよ!
今年の目標はずばり、お酒を飲む量を減らすことです。これまで私はビールにワイン、ウイスキー……お酒をこよなく愛し、いろいろ飲み歩いてきました。
ですが、今年は心機一転!早起きして、朝活とか始めたいなぁなんて思ってます。そのためにも、前日に飲酒する量を減らさなきゃ、って思っているんですが……でも、お酒はおいしいし、友達とワイワイ飲むのも楽しいし、気づいたら夜遅くまで飲んじゃうんです!だけど私、今年こそは変わりたい。
3日坊主にならないためのアドバイスをお願いします!
(ラジオネーム:はやく朝型人間になりたい!さん 30代)
前日に飲みすぎちゃった日の朝、起きるの辛いですよね……
鏡を見たら、顔が妖怪状態でテンションがさらにだだ下がり……
私も朝活、始めてみよっかなぁ。
ということで、本日はアサヒビール コーポレートコミュニケーション部の進藤さんにアドバイスしてもらいましょう!
miyaさん、こんにちは。
アサヒビール コーポレートコミュニケーション部で「責任ある飲酒」の推進を担当している進藤です。
進藤さん、こんにちは!
早速ですが、お酒を飲むの量を減らして健やかな朝を迎えたい……という、お酒を嗜む人であれば、誰もがそう望むであろうお悩みが届いているのですが……
うん、うん、本当にそうですね。
健やかな朝は素敵な一日の始まり。
その日をとっても充実させてくれる気がしますよね!
どうしたら迎えられますかね、そんな素敵な朝。
はやく朝型人間になりたい!さん自身が仰る通り、飲酒量を適切にコントロールすることが大切です。
厚生労働省では「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」として、1日の平均純アルコール摂取量で男性は40g以上、女性は20g以上としています。
実際に摂取した量と比べながら、この量を越えないように気をつけるところからですね。
リスクを高める飲酒量については、前回「第1回:お酒に強くなる方法ってあるの?」でも学びましたね。
そうですね。
また、厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると「節度ある適度な飲酒」として1日平均で約20グラム程度の純アルコール量と記載があります。
お酒の量を減らすことが目的であれば、この20g/日、または140g/週を目安にするのがオススメです。
越えないように気を付けるには、どうしたらよいですか?
そのためにはまず、飲んだお酒の容量ではなくて、飲んだお酒に含まれる“純アルコール量”をきちんと把握することがポイントです!
“純アルコール量”って聞きなれない言葉ですよね。
缶ビールに書いてある“アルコール分 〇%”とは違うのでしょうか?
それとは違うんですよ。
“アルコール分 〇%”は、そのお酒に含まれる“アルコールの割合”です。
しかし、これだけでは実際にどれだけの純アルコール量を摂取したかは把握しにくいんです。
確かに。
3.5%って、つまり、どれだけのアルコールが体に入ったの?って話になりますよね。
対して、純アルコール量は、そのお酒に実際に含まれているアルコールの量をグラム単位で表すものです。
なので、純アルコール量を把握して、コントロールすることが大切なんです!
言われてみてば、その通りですね!
でも、お酒に入っている純アルコール量って、どうしたら分かるんですか?
よくぞ聞いてくれました!
実際のお酒の量に、アルコール度数と0.8をかけます。
【純アルコール量(g)=お酒の量(ml) × アルコール度数(%) × 0.8(アルコールの比重)】
0.8……
計算式、覚えてられるかな……
算数、昔から苦手なんですよ……
そこはがんばってください!(笑)
でも、アサヒビールの企業サイトでも計算できます。
今では、缶体などに純アルコール量が記載されている商品も増えているので、確認してみてくださいね。
飲みすぎないためにはレコーディング
純アルコール量で把握すべき、ということは分かりました。
コントロールに励むにあたって、コツってあります?
おすすめしたいのは、レコーディング(記録)による飲酒量コントロールです。
摂取した純アルコール量をカレンダーなどに記入して、週ごとや月ごとに比較すると良いと思いますよ。
毎回メモしておいて、振り返るんですね。
そうです。
そして、先ほどもお伝えしたように、20gの純アルコール量を下回るようにしましょう。
純アルコール20g……、ビール500ml缶を1本程度かぁ……
女性は男性より肝臓が小さい傾向にあるので、飲酒量を減らしたいmiyaさんは10g/日を目指してみましょう!
私、できるかしら……
もし飲みすぎてしまった日があっても、その翌日は休肝日にしたり、ノンアルコールや微アルコールを取り入れるなどして1週間トータルで越えないようにコントロールすれば大丈夫です!
まずは気楽に、ちょっと意識するだけで、随分変わりますよ!
簡単にレコーディングができるサービスが登場
あのぅ……
心配なことがあるんですけど……
どうしましたか?
さっき、進藤さんから純アル量の計算式を教えてもらいましたけど、これって飲んでいたお酒の量を覚えておいて、計算して、メモするんですよね?
ほろ酔い気分の時にそんなことできるかな……
私、全く自信がないです……
弱気になるのはまだ早いですよ。
そんなmiyaさんにおすすめしたいサービスがあります!
じゃん!!
飲酒量レコーディング??
そうです。
飲酒量をミエル化できるサービスです。
LINEを活用して提供しているサービスです。
アサヒビールの公式アカウントに友だち登録をしている20歳以上の人なら、どなたでも利用することができます。
おぉー!
新たにアプリをダウンロードしなくて良いのですね。
そうなんです。
使い方も簡単。
その日に飲んだお酒の種類や量を選ぶと、純アルコール量へ自動的に換算し、グラフにもしてくれます。
自分で計算しなくていいんですね!
でも、こんな便利なサービス……お高いんでしょう?
なんだか耳馴染みのあるフレーズですが……(笑)
いいえ!
それがなんと、無料で使えます!
「飲酒量レコーディング」、使ってみた
ということで、実際に使ってみましょう。
まずは画面を開きます。
一番上には、ご自身が摂取している純アルコール量の月平均が表示されます。
飲んだお酒を登録するのは、この「飲酒量入力 飲酒カレンダー」ですね?
そうです。
これを押すと、月間のカレンダーが出てくるようになっています。
分かりやすいので、去年のカレンダーを見せますね。
お酒マークはお酒を飲んだ日ですよね。
このハートマークは……?
飲酒しなかった日ですね。
肝臓や身体を休ませるための“休肝日”としています。
休肝日が増えると、ハートマークが濃くなるというごほうび演出もあります♪
え~!
カワイイ~!
これは、濃くしたくなっちゃいますね!
さて、登録してみましょう。
まず、更新したい日付を押すと、お酒を登録する画面が出てきます。
ビール、チューハイ、焼酎、ウイスキー、ワイン、日本酒、微アル・ノンアル……
お酒の種類、いろいろ選べるんですね!
アルコールの割合や容量についても、いろいろな選択肢を設けているので、一番近いものを選んでくださいね。
おぉ!
焼酎だと「ロック」「お湯割り」「水割り・ソーダ割り」など、さらにいろいろな飲み方が選べるんですね!
自分で容量やアルコール度数を設定して、カスタムメニューを登録することもできますよ。
お気に入りの銘柄は、あらかじめ登録しておくと良いですね♪
それから、右下の「飲酒履歴」を押すとグラフが見れるようになります。
摂取した純アルコール量が緑色の棒グラフですね。
一目で分かるのがイイですね!
まさに狙いはそれです!
飲んだ量をミエル化することで気付けることってあると思うんです。
たしかに。
「今週は飲みすぎているから、明日の飲み会はアルコール度数が低めのチューハイにしようかな」って思えますもんね。
その通りです。
ノンアルコールや微アルコールなども強い味方です!
うまく取り入れて、コントロールしていきましょう。
私も今夜からさっそく登録します!
お酒のある人生を長く楽しんでもらうために
私たちはお酒を製造している酒類メーカーですが、たくさんのお酒を一度に飲んで欲しいわけでは決してありません。
おいしいお酒を心ゆくまで味わいたい気持ちはわかるけど、飲みすぎると身体……壊しちゃいますもんね。
本当に、その通りです。
いま、人生100年時代と言われています。
だから、お酒が好きな皆さんには長い人生、お酒をゆっくりと、笑顔で楽しんでほしいと思っています。
そのために「飲酒量レコーディング」を作ったのですか?
そうなんです!
実はこのサービス、全国から公募で集まった職種・年代の異なるアサヒビール社員たちによる社内ワークショップから誕生し、経営陣に提案したものなんです。
社員のアイデアを社長たちにプレゼン!
おもしろいですね。
お酒には人生を豊かにする面がある一方で、健康被害や社会問題の一因にもなりうるものです。
この問題に取り組むために実施した「責任ある飲酒」のワークショップを経て、「飲酒量レコーディング」は誕生しました。
2021年秋からサービスを開始し、この2年間で登録者数は30万人を超えました。
思ったより、たくさんの方が登録しているんですね。
そうですね。
想定していたより多くの方にご利用いただいています。
やっぱり皆さん、お酒を減らしたいんですかね??
実は、飲酒量を減らしたい人だけではないんですよ。
ご自身が摂取した純アルコール量を記録しておきたい人や、飲んだ量と翌日の体調の相関を知りたい人、飲んだお酒の銘柄や飲み会の思い出を記録したい人など、さまざまな目的で活用いただいています。
いろいろなニーズがあるんですね。
これからも会員の皆さんの声に耳を傾けながら、サービスの改善を重ねて、より快適に使えるサービスにしていきます!
「飲酒量レコーディング」がお酒をサステナブルに楽しむための良いサポーターになれたら良いですね。
\ そろそろ、おしまいの時間になりました /
ちなみにmiyaさんも朝活を始めたいって言ってましたけど、何をする予定ですか?
ふふふ……
私はですね、寝ながらできるストレッチを極めたいなって思ってます。
布団から出る気、全くないですね!
なにはともあれ、今年もお酒と共に人生を長く楽しめるように、
日々コントロール習慣を身につけていきましょう。
\おいしく楽しく乾杯!/
それではまず、寄せられたお便りを紹介しますね。