夏の夜のベランダで、大切な人と飲みたい低アルコールカクテル
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“お酒を片手に過ごしたい夏のシーン”と聞いて、皆さんはどんな場面を思い浮かべますか?今回は、Z世代とともに考えたシーンから生まれた低アルコールカクテル「mellowl-メロル-」の開発ストーリーを紹介します。新しいお酒の楽しみ方として、心が満たされるひと時をぜひ味わってみてください。
INDEX
夏にぴったりな低アルコールカクテル「mellowl-メロル-」
夏の夜のベランダで大切な人と飲みたい一杯。そんなシーンを想定して生まれたのが『mellowl ‐メロル- 夜風感じるトロピカルミント』です。
“くつろぐ・穏やか”を意味する「Mellow」と“まったり過ごす・落ち着く”意味する「Chill」をかけ合わせ、「mellowl-メロル-」と名付けられました。
パイナップル、グレープフルーツ、レモン、ミントなど素材本来の甘酸っぱさと爽やかさが特長で、夏にぴったりな味わい。果汁82%で、着色料・保存料は不使用です。アルコール分3%の低アルコールカクテルなので、お酒があまり飲めない人も楽しめますよ。
スマドリ×koyoi Z世代と商品開発に挑戦!
「mellowl-メロル-」は、お酒を「飲まない/飲めない」人も楽しめるような飲み方の多様性を推進する「スマドリ」と、無理なく楽しめるお酒文化創出を目指し、低アルコールカクテルのブランド「koyoi」を立ち上げた「SEAM」の共同プロジェクトにより生まれました。
「スマドリバー渋谷」
“飲み方を、もっと自由に、もっと自分らしく”スマドリ=スマートドリンキングを体験できるノンアル・ローアルバー。アルコール分0%、0.5%、3.0%のドリンクを100種類以上から、自分の体質や好みに合ったドリンクを選ぶことができる。
「koyoi」
株式会社SEAMが立ち上げた低アルコールカクテルのブランド。「お酒を片手に過ごしたいシーン」をテーマにレシピを展開し、世界各地から厳選した食材にハーブとスパイス、相性の良いお酒を組み合わせている。アルコール度数3%で、素材本来の香りや味わいを引き出す製法が特長。
コロナ禍、カンパイロスに直面したZ世代に向けて、“カンパイ”の機会創出を目指してスタートしたこの企画。ワークショップには、Z世代の学生やインフルエンサー、スマドリバー渋谷のバーテンダーなど10名が参加しました。“夏に大切な誰かとお酒を片手に過ごすシーン”をベースに、ブランド名やパッケージ、レシピを考案し、「mellowl-メロル-」が誕生しました。
「mellowl-メロル-」の開発ストーリー
開発の裏側について、スマドリ(株)の京谷めいに話を聞きました。
―koyoi とのコラボレーションはどのような経緯で生まれたのでしょうか?
スマドリの目指す「飲み方の多様性」というパーパスに、SEAM社石根社長が共感し、当時のスマドリ(株)社長宛にダイレクトメッセージを下さったことから始まりました。お酒はうまく付き合えば人と人をつなげ、心に安らぎを与える存在です。そういったポジティブな部分を伝えたいという石根さんの想いから、koyoiはお酒を飲む「シーン」をとても大切にしています。スマドリも、“飲み方を、もっと自由に、もっと自分らしく”という考え方の下活動しているので、ぜひ一緒に取り組みたいと思いました。
―開発のポイントであるZ世代のワークショップで印象に残っていることを教えてください。
「夏」をテーマにアイデア出しを行ったとき、今年は4年ぶりに制限がないので、きっと海外旅行や花火大会などが話題に上がるかなと思っていたのですが、意外にも場所は国内で。大人数でワイワイするよりも、心を許せる仲間2~3人とたわいもない会話しながらゆったり過ごしたいという声がありました。高層マンションではなく自宅のマンションの4階で、周りの家の明かりが見えているのがいいよねとか。きっとSNS疲れもあると思うのですが、コロナで外出する機会が少なくなり、それまでの日常や楽しみを奪われたからこそ、手に届く日常の幸せを実感するようになったんじゃないかなと思いますね。
―「日常」というシーンをどのような味で表現したのでしょうか?
変わり種の豪華なフルーツというより、パイナップルやグレープフルーツなど身近な素材を選びました。素材のおいしさを楽しめるよう、果汁82%という点にもこだわりましたね。メロウでまったりとした、なじみのある味を表現しました。
―開発で一番苦労した点を教えてください。
スマドリが企業とコラボレーションして商品を開発するのは初めてだったので、両社の折衷案を考えることに苦労しました。新しい判断基準を作るのは難しかったですね。あとは何といっても品質を守ること。お客さまにおいしさと安全を届けられるよう品質管理にも留意しました。
ただ大変なことばかりではなく、同世代のメンバーとスピード感を持って楽しく開発ができました。お客さまの声をすぐに反映し、短いスパンで意思決定できたのはSEAMの皆さんのおかげですね。全体を振り返って、率直に楽しかったです。味やパッケージなどこだわりがたくさん詰まっている、大好きな商品ができました。
―「mellowl-メロル-」をどんな風に楽しんでほしいですか?
コロナ禍では、仲が良いからこそ誘いづらいということもあったと思います。制限が緩和された今、「mellowl-メロル-」片手に絆を深めてほしいです。大切な人と楽しむ日常が戻ってきたことを感じてもらえるとうれしいですね。
背伸びしない日常の幸せを大切にしたい方におすすめの一杯。夏の夜のベランダで心地よい風を浴びながら、「mellowl-メロル-」を味わってみませんか?