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料理初心者は何から始めればいい?基本を押さえて料理上手への第一歩に

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料理初心者は何から始めればいい?基本を押さえて料理上手への第一歩に

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こんにちは!厳しい残暑が終わり、少しずつ過ごしやすい気候になってきましたね。
秋といえば、食欲の秋!毎日大好きなものをたくさん食べて元気に過ごしたいものです。でも、中には普段あまり自炊をしなくて、持ち帰りや外食で済ませがちな方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、そんな料理初心者さん向けの情報をまとめました!
いざ料理を始めようと思っても、そもそも何から始めればいいのか?と、さまざまな不安や疑問が浮かぶものです。例えば、調理器具や食材の選び方、レシピの読み方、調理の手順などなど、ひとつずつ見ていきましょう。

まずは料理を始める前の準備から!

必要な調理器具を揃えよう

料理を始めるには、まずは調理器具がないと何も作れません!ここでは、初心者が最初に揃えたい調理器具を紹介します。最初からお店のように凝ったものをたくさん用意するよりも、まずは基本的な器具を揃えて、そこから腕前に応じて徐々に増やしていくという考えでいきましょう!

包丁

最初の一本には万能包丁(三徳包丁)を。多くの食材を調理可能です。包丁の種類としては他に牛刀(シェフナイフ)、ペティナイフ、出刃包丁などがあります。

まな板

プラスチック製、木製、ゴム製が一般的です。比較的安価であることや軽量であることから、最初の一枚にはプラスチック製を選ぶ人が多いです。

フライパン

アルミ製、鉄製、ステンレス製のものが一般的です。テフロン加工などのフッ素樹脂加工がされているものであれば、焦げ付きにくく料理初心者の方でも扱いやすいでしょう。

持ち手の形やサイズなどさまざまですが、一人暮らしの方など少量の料理を作る場合は片手鍋が扱いやすいでしょう。作る量が多い場合や、例えばカレーなど重さがある料理の場合は両手鍋が使いやすいです。

他にもある基本の小物

  • 菜箸、フライ返し、お玉:調理の基本道具です。
  • 計量カップと計量スプーン:正確な計量に必要です。
  • ボウル:いくつかのサイズがあると便利です。
  • ざる、コランダー:野菜の水切りなどに使用します。
  • キッチンばさみ:食材の下処理に便利です。包丁代わりに使う場合も。
  • ピーラー:野菜の皮むきに使用します。

調理器具は高価なものである必要はないので、まずは基本的な機能を満たすものを選び、徐々に必要なものが増えてきたときに、買い足していきましょう!

食材や調味料のストックでさまざまな料理に対応できるように

肉や卵のように賞味期限に合わせて都度買い物が必要なものと違い、日持ちする乾物の食材や調味料などは、最初に一式用意しておけば楽ですよね。いざレシピを見ながら調理を開始したのに「あ、この調味料がない!」と慌ててスーパーに走ってしまう…なんていうことがないように、ストックできるものはしておきましょう!

  • 調味料:塩、砂糖、醤油、みりん、酢、味噌、料理酒、ソースなど
  • パスタ、乾麺類
  • 油:サラダ油、ごま油、オリーブオイル。どれか一つだけならまずはサラダ油から
  • 冷凍食品:冷凍野菜ミックス、冷凍麺など

他にも、常温保存可能な野菜(玉ネギ、ジャガイモなど)、乾物(乾燥わかめ、干ししいたけなど)、缶詰(ツナ缶、フルーツ缶など)、中華風調味料、コンソメなどもレパートリーに応じて揃えられると便利です。

これらの食材があれば、お買い物に行けない状態で料理をすることになっても、ある程度のメニューに対応できます。定期的に使用期限をチェックし、古くなったものは新しいものと交換することを忘れずに。

冷蔵庫での保存が必要な調味料って?

調味料の中には、開封後に冷蔵庫での保存が必要なものがあります。しょうゆ、みそ、料理酒、マヨネーズ、ソース、ドレッシング、ケチャップ、バター、ポン酢、めんつゆなどが冷蔵庫での保管が好ましいとされています。

初心者が知っておきたい調理の基本技術

包丁を使いこなそう

基本的な切り方

作りたい料理や扱う食材に合わせた切り方を習得することで、調理の幅が広がります。代表的な切り方とその特徴を紹介します。

  • 輪切り(わぎり): 円筒形の食材を横に薄く切る方法。均一な厚さで切ることで火の通りが均等になります。
  • 半月切り(はんげつぎり): 丸い野菜を縦半分に切ってから、横に薄く切る方法。ニンジンや大根によく使用し、煮物やサラダに適しています。
  • いちょう切り: 半月切りをさらに半分に切る方法。主に煮物や炒め物に使用されます。
  • 小口切り(こぐちぎり): 長い野菜を薄く輪切りにする方法。キュウリや長ネギなどによく使用されます。
  • 斜め切り(ななめぎり): 食材を斜めに切る方法。表面積が増えるため、火の通りが良くなり、見た目も綺麗になります。煮物や炒め物に適しています。
  • 乱切り(らんぎり): 不揃いに切る方法。見た目に変化をつけ、食感も楽しめます。
  • 千切り: 食材を細長く切る方法。キャベツやニンジンなど、炒め物や和え物によく使用されます。
  • みじん切り: 食材を約1ミリ四方に細かく切る方法。玉ネギなどの野菜を、炒め物や煮物に使う際に。
  • くし形切り(くしがたぎり): 球形の野菜を縦半分に切り、さらに芯を中心にして縦4〜6つに均等に切る方法。レモンやトマト、玉ネギなどに使います。

覚えておきたい火加減の基礎知識

ガスコンロの火力調整

作る料理や、調理の工程に合わせて適切な火加減に調節する必要があります。ガスコンロの火力調整の基本について見ていきましょう!

  • 強火: 炎が勢いよく出ている状態で、鍋底全体に火があたるくらいの火力です。主に、水を沸騰させる時や中華料理の炒め物、焦げ目をつけたい時に使用します。
  • 中火: 最も頻繁に使用する火力で、炎の先が鍋底に軽くあたる程度の状態です。一般的な炒め物や煮物など、多くの料理で使用します。
  • 弱火: 火力が最も弱く、炎が鍋底から離れている状態です。鍋底に直接火があたらない程度の弱い火加減です。長時間コトコトと静かに煮る料理や、デリケートな食材の調理、味を染み込ませる際に使用します。

なお、IH調理器を使用する場合は、製品によって設定が異なるため、取扱説明書を参照しながら適切な火力を選択してください。

電子レンジの上手な使い方って?

ラップの使い方と注意点

電子レンジ調理ではラップを被せて温める機会が多いですよね。水分の蒸発を防ぎ、食材をふっくらと仕上げるためですが、蒸気の圧力でラップが裂けないようにふんわりと被せることが大切です。また、必ず耐熱性のある食器を使用しましょう。

時短にも使える電子レンジ

電子レンジは使い方次第で、料理を炒めたり煮込んだりする時間を短縮することができます。例えば、カレーを作る際に「玉ネギが飴色になるまで炒める」という工程を挟む場合が多いですが、意外と時間がかかるものです。あらかじめ、みじん切りしておいた玉ネギをレンジで温めておくことで、炒め時間を短縮できます。中には、電子レンジ調理だけで完成するフライパンいらずのレシピなどもあるので、ぜひ上手に電子レンジを使って時短してください!

実は重要な”計量”のコツ

計量カップと計量スプーンの正しい使い方

レシピを見ながら調理する際など、調味料の分量は味を左右する大きなポイントです。慣れるまでは目分量ではなく計量カップや計量スプーンを使用して正しい量で調理したいところです。
計量に用いられる分量の単位としては、一般的に、1カップ=200ml、大さじ1は15ml、小さじ1は5mlとされています。

参考:調味料の計量カップ・スプーンによる重量表

調味料を重量で換算して調理する場合の表を紹介します(引用元:市川市ホームページ)

単位=グラム

食品名小さじ1(5㏄)大さじ1(15㏄)カップ1(200㏄)
515200
515200
酒・ワイン515200
しょうゆ618230
みりん618230
みそ618230
618240
砂糖39130
片栗粉39130
薄力粉39110
生パン粉1340
ベーキングパウダー412150
カレー粉2680
粉ゼラチン39130
ごま39120
バター412180
サラダ油412180
マヨネーズ412190
トマトケチャップ515230
ウスターソース618240
牛乳515210
  • 塩ひとつまみ(約 0.5g):親指と人差し指と中指でひとつまみした量くらい
  • 塩少々(約 0.2g):親指と人差し指でつまんだ量くらい
  • 二本指:親指と人差し指でつまんだ量くらい
  • 三本指:親指と人差し指と中指でひとつまみした量くらい

調理開始!初心者さんはまず簡単な炒め物からいかが?

料理初心者の方が最初にマスターするのにぴったりなのが炒め物。短時間で調理でき、使う調理器具もフライパンとフライ返しや菜箸だけ。火加減など、料理の基本技術を習得するのに最適です。ここでは、初心者の方におすすめの炒め物料理をいくつかご紹介します。

チャーハン

炒め物の王道です。ご飯を卵や野菜と一緒に炒めます。具材を炒める順番や、パラパラに仕上げるコツなど学びがいのあるポイントも!

野菜炒め

キャベツ、ニンジン、もやしなどを使った基本の一品。食材の切り方や火加減の調整、味付けの基本を学べますね。肉を入れて肉野菜炒めにしてもOK。

焼きそば

蒸した中華麺を野菜や肉と一緒に炒めます。麺をほぐしながら炒める技術や、ソース味、しょうゆ味、など味付けのコツも学べます。

炒め物料理で具材の投入順序の感覚を掴もう

炒め物をおいしく仕上げるためには具材の投入順序も重要です。一般的に、硬い野菜(ニンジン、玉ネギなど)から柔らかい野菜(もやしなど)の順に投入します。肉や魚は、野菜の前に炒めるか、別で調理してから合わせるのが基本です。

炒め物にはお子さん受けするメニューも多いので、普段パートナーに任せがちな方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

誰もが最初は初心者!基本を抑えて少しずつ

今回は、料理初心者さん向けの準備〜調理までの基礎知識をお届けしました。何から始めればいいの?と迷っている方の背中を押せたらよいなと思っています。誰でも最初は初心者。料理の基本を覚えて、料理上手への道を歩みましょう!

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