調味料の種類一覧!新生活に知っておきたい使い分け
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新生活スタートの季節!
4月に入ってすっかり春の陽気になりましたね。
さて、この春から新生活を始めた方も多いのではないでしょうか?中でも、初めて一人暮らしをする方は、これまでと生活スタイルが変わり、忙しくしていらっしゃるかもしれませんね。
そんな一人暮らしの中で大変な家事といえば料理!毎日の献立を考えて、スーパーに買い物に行って……と自炊に慣れていない方にとっては、最初のうちは苦労してしまいがちです。
スーパーに並ぶたくさんの調味料
新生活で毎日の料理を作っていくために、最初に揃えたいのが調味料!これがないと料理始まりません。料理の基本はさしすせそ(砂糖・塩・酢・しょうゆ・みそ)という言葉があるように、調味料をどう使い分けるかで、料理の味が決まると言っても過言ではありません。
さて、ここでスーパーの調味料売り場を想像してみると、砂糖一つとっても、上白糖、グラニュー糖、三温糖などの種類がありますよね。これらにはどう言った違いがあるのでしょうか?
ということで、今回は知っているようで知らない人も多い、調味料の細かな種類や使い分けについて調べました。
甘さや用途も色々!砂糖の種類って?
砂糖売り場に行くと、白や茶色の砂糖が袋に入って棚いっぱいに並んでいますよね。これら、実は種類によって甘さの質や風味が異なり、料理の仕上がりに影響します。
万能選手の上白糖
日本の家庭で最もメジャーだと思われるのが上白糖です。細かい結晶で、しっとりとした柔らかな風味が特徴。料理にもお菓子にも飲み物にも、幅広く使える万能選手です。
一人暮らしで「どの砂糖を買えばいいか分からない」と迷ったら、まずは上白糖を選ぶのが無難と言えますね。
お菓子作りならやっぱりグラニュー糖
グラニュー糖は、上白糖よりも大きめの結晶で、サラサラとした質感の砂糖です。クセのないあっさりとした甘さが特徴で、コーヒーや紅茶の香りを楽しみたいとき、素材本来の風味を大切にしたいお菓子作りに向いています。
また、クッキー、スポンジケーキ、タルト生地など、焼き菓子を作る際にはグラニュー糖が使われることが多いです。メレンゲを作るときも、サラサラとした性質のおかげで泡立てやすく、仕上がりがきれいになりますよ♪
濃い味の和食には三温糖
三温糖は、しっかりとした甘さと特有の風味を持つ砂糖です。煮物やつくだ煮に加えると、深い甘みとコクが生まれます。
例えば、豚の角煮やつくだ煮、照り焼きといった料理では、三温糖のコクが料理全体の味を引き締めてくれます。
他にもたくさんある砂糖の種類
このほかに、砂糖には、白ざら糖、中ざら糖、和三盆、黒糖といった種類があります。日常的な家庭料理で毎日使われる、というパターンはあまりありませんが、これらもそれぞれ適した料理があるのでチェックしていきましょう!
白ざら糖
グラニュー糖よりさらに大粒で、透き通った無色の結晶が特徴です。純度の高さと美しい光沢から、高級菓子やゼリー、果実酒の仕込みなどに用いられます。
中ざら糖
カラメル色素により黄褐色に仕上げた砂糖で、純度が高く、まろやかで独特な風味があります。漬物や煮物によく合います。
和三盆
伝統的な日本の製法で作られる黄褐色の砂糖です。粒子が極めて細かく、特有の風味を持つことから、和菓子の材料として重宝されています。
黒糖・黒砂糖
さとうきびの搾り汁を直接煮詰めて作る砂糖です。濃い甘さと力強い風味が特徴で、かりんとうや駄菓子などに適しています。
一人暮らしで最初からここまで揃えることはまれですが、料理の幅が広がってきたときに、作りたい料理に合わせて少しずつそろえていくのも楽しいかもしれませんね♪
う。
塩の種類と使い分けって?料理に合わせた選び方
塩も砂糖と同様にシンプルな調味料ですが、実は種類も豊富です。これまで意識したことがなかった人も、一度食べ比べしてみるのはいかがでしょうか?
幅広く使える食塩
食塩は、海水から作った塩を精製し、不純物を取り除いたものです。湿気にくいよう加工されているため、サラサラとした状態を保ちやすいのが特徴。純度が高いので、塩のきりっとした辛みを感じられます。定番の塩と言えますね。
うまみのある粗塩
伝統的な作り方で仕上げた塩で、海水を釜で煮詰めたものや、太陽と風の力で乾かした「天日塩」などがあります。精製する工程を経ていないため、海水由来のにがりやミネラルを多く含んでいて、うまみとわずかな苦みを感じます。
塩辛さは控えめなので、加減しながら使うのがポイントです。おにぎりに使えば、お米の甘さが引き立ち、塩そのもののうまみも楽しめます。
まろやかな味わいの岩塩
大昔に地殻変動で地中に閉じ込められた海水が、長い年月をかけて固まったものです。ミネラルをたっぷり含んでいるため、辛みがやわらかいのが特徴。ステーキに振ったり、塊肉を焼く前にまぶして使われることが多いのも、この岩塩。
日本ではアンデス産のピンク色のローズソルトや、ヒマラヤ産の岩塩がよく知られています。薄いピンク、黒、黄色など色のバリエーションが豊富で、産地の土壌や環境の影響を受けているためです。
濃口、うす口…しょうゆの種類って?
しょうゆといえば濃口、うす口を使い分けている家庭も多く、スーパーにも様々なメーカーの商品が並んでいますよね。
まずは定番の濃口しょうゆから
日本の家庭で最も広く使われているしょうゆで、全国のしょうゆの出荷量の8割以上が濃口なのだとか。色が濃く、うまみ、甘み、香りのバランスが良いのが特徴。煮物、炒め物、つけしょうゆ、照り焼きなど、幅広い料理に対応できます。
最も万能に使えるしょうゆで、和食の大半は、濃口しょうゆでカバーできます。
素材の色を活かすうす口しょうゆ
色の薄さが特徴のしょうゆです。ここで注意したいのが、「うす口=塩分が薄い」という意味ではないということ。実は、うす口しょうゆの方が濃口しょうゆよりも塩分が高い傾向にあります。関西圏でよく使われているしょうゆで、素材本来の色を活かしたい料理に向いています。
濃口とうす口でどう変わる?
例えば、炊き込みご飯を作るとき、濃口しょうゆを使うとご飯全体が茶色く色づき、しょうゆの風味が強く出ますが、うす口しょうゆなら、具材の色が映え、だしや素材の味わいが前に出る仕上がりになります。
お吸い物や茶碗蒸しも、うす口しょうゆを使うことで、透明感のある上品な見た目と、すっきりとした味わいに仕上がります。
その他のしょうゆの種類
たまり醤油
濃厚でとろみがあるのが特徴です。うまみが強く、中部地方(愛知・岐阜)の特産品としても知られています。とろみがあるため刺身に絡みやすく、濃厚なうまみが魚の味を引き立てます。
白醤油
しょうゆの中で最も色が薄く、琥珀色をしています。甘みが強く、茶碗蒸し、漬物などに使われます。
地域によっても様々なみその種類って?
みそは、熟成期間や原料によって色・味が大きく異なり、地域によって好まれる種類も違います。あなたの家庭の味はどのみそですか?
濃厚な味わりの赤みそ
熟成期間が長く、赤褐色をしているのが特徴です。コクがあって風味が強く、塩分濃度が高めなので、しっかりとした味付けの料理に向いています。名古屋圏でよく使われており、代表的なものに「八丁みそ」があります。味噌煮込みうどんは、赤味噌の濃厚なコクがうどんに絡み、体が温まる一品になります。味噌カツも、赤みそベースのソースが揚げたてのカツと相性抜群です。田楽や煮込み料理にも、赤みそ独特の濃厚な味わいが食材のうまみをしっかり引き出してくれます。
甘くてまろやかな白みそ
熟成期間が短く、薄いクリーム色や黄色味を帯びているのが特徴です。赤みそより塩分濃度が低く、米や麦の麹を多く使用しているため、まろやかで甘みがあります。
関西風の白味みそ煮、西京焼き、味みそなど、優しい甘みを活かした料理に使われます。特に白みそ雑煮は関西のお正月に欠かせない一品で、西京焼きでは白みそに魚を漬け込んで焼くことで、上品な甘みが魚の味を引き立てます
万能に使える合わせみそ
合わせみそは、赤みそと白みそをブレンドしたもので、バランスが良く幅広い料理に使えるのが特徴です。地域にもよりますが、スーパーなどで最もよく見かけるのも合わせみそではないでしょうか?
味みそ、豚汁、みそ炒め、和え物…日常的な和食の多くは、合わせみそ一つで対応できます。赤味噌ほど濃厚ではなく、白味噌ほど甘すぎず、ちょうど良い塩梅の味わいになります。
酢の種類と使い分け|料理で酸味を使い分ける
これまでの調味料に比べると出番はやや少ないですが、無くてはならないのが酢。それぞれ酸味の強さや風味が異なります。
和食にぴったりの米酢
米を原料としており、定番の酢です。米の甘みやまろやかさが特徴で、お寿司や酢の物など日本料理に幅広く使われます。
安くて万能な穀物酢
米や小麦などの穀物を原料としたお酢です。さっぱりとした酸味が強めで、安価なのが特徴。万能調味料として、さまざまな料理に使えます。
黒酢と果実酢は料理スタイルに合わせて
黒酢は米酢の一種で玄米が原料です。長期間熟成させることで独特の黒い色がつき、コクや風味が豊かなのが特徴。酢豚や中華料理全般に向いており、健康ドリンクとしても人気があります。
果実酢(リンゴ酢、バルサミコ酢など)は、りんごやぶどうなど果物を原料としたお酢です。フルーティーな甘みと香りがあり、洋食向き。ドレッシング、マリネ、カルパッチョといった料理に使うと、爽やかな酸味が料理を引き立てます。
本みりんとみりん風調味料の違いって?
最後にみりんについてもお伝えします。
本みりんは、アルコール分と糖分が多く含まれており、照り・ツヤ・甘みをつけるのに使います。煮物、照り焼き、すき焼きといった本格的な和食には、本みりんが欠かせません。
一方で、みりん風調味料は、アルコール分がほとんどなく、価格も安価な傾向にあります。煮切る必要がなく、そのまま使えるため、手軽に料理に甘みを加えられます。
調味料を揃えて料理をもっと楽しく
今回は新生活で料理をがんばっていきたい皆さんに向けて、調味料の種類や使い分けについてご紹介しました。最初からたくさんの種類を揃えるのは大変かと思いますが、料理のレパートリーが増える中で、うまく使い分けができると楽しみがぐっと広がりそうですね!

