ハレの日、アサヒ 毎日がおいしく楽しく

ハレの日、アサヒ
記事を検索する

記事を検索する

いよいよ開幕!ラグビーワールドカップ2023フランス大会を楽しもう!

この記事のキーワード

いよいよ開幕!ラグビーワールドカップ2023フランス大会を楽しもう!

SHARE

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • Pinterestで共有
  • LINEで共有
  • このページへのリンクをコピー

いよいよ9月8日からラグビーワールドカップ2023フランス大会が開催されます。友人や家族と楽しく観戦したいという方も多いのでは?
今回は、ラグビー界で活躍する君島良夫さん、宇薄岳央さんに登場してもらい、お二人と親交の深いアサヒビールの中井淳一がその見どころを聞きました。そしてラグビーといえばビールと関係が深いスポーツということで、お二人の乾杯エピソードも交えて紹介します。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会がもっと楽しくなる!インタビューをお楽しみください。

右:君島 良夫(きみしま よしお)さん
アジア初のラグビープロキックコーチ団体「Japan Elite Kicking」代表
NTTコミュニケーションズや海外チームでプレー経験あり

中央:中井 淳一(なかい じゅんいち)
アサヒビールマーケティング本部
大学時代に君島さん、宇薄さんと同じチームでプレー

左:宇薄 岳央(うすずき たけひさ)さん
東芝ブレイブルーパス東京 パフォーマンスコーチ
元ラグビー日本代表(ラグビーワールドカップ2011ニュージーランド大会出場)

ラグビーとともに歩む人生

中井:まずは、お二人のラグビーとの出会いや現在のお仕事について教えてください。

君島さん:私は高校生からラグビーを始めて17年間、主にボールを蹴る“キッカー”としてプレーしました。中学生まではサッカーをしていたのですが、ある日先生にラグビーボールを蹴ってみないかと言われて、蹴ってみると面白くて。ラグビーってキックだけじゃなくて、ぶつかったり転がったり、大変なこともたくさんあるんですけどね(笑)。社会人ではNTTコミュニケーションズや海外チームでプレーをしました。今はその経験を生かして、子どもからプロ選手まで、キックコーチとして指導しています。

キッカーとして活躍する君島さん

宇薄さん:私は小学4年生の時にラグビーを始めて、28年間プレーしました。35歳で引退してからは東芝ブレイブルーパス東京でパフォーマンスコーチをしています。指導者を志したのは、海外から来たS&C(strength and conditioning)コーチとの出会いがきっかけでした。ただ追い込むトレーニングではなく、ケガの予防と身体能力の向上を目的とした筋力トレーニングを実践したことで、パフォーマンスやスピードが格段にアップしたんです。走れるし、動きもキレも良くなって、選手寿命も延びました。私自身とても感銘を受けたので、引退後はチームに貢献できたらと思いコーチの資格を取得しました。

東芝ブレイブルーパス東京でパフォーマンスコーチを務める宇薄さん

中井:お二人とも長年ラグビー界で活躍されていますよね。ラグビーの経験が生きている!と思うことがあれば、教えてください。

君島さん:私は海外選手から学ぶ部分が多いですね。いろいろな国の選手がいるので、居酒屋に連れて行って日本の文化を教えることもありますし、彼らから教わる部分もあります。特に海外では家族を大切にする選手が多いので、家庭とスポーツの両立ができるんだと良い影響を受けましたね。

海外のチームでプレーする君島さん

宇薄さん:私の座右の銘は「頼まれごとは試されごと」なのですが、これは7人制ラグビーの元日本代表で、2006年のアジア競技大会では金メダルを取った吉田大樹さんから教わった言葉です。以来、人から何か頼まれたらすぐに「はい!」と応えるようにしています。損得勘定抜きに、まずは「やります」という姿勢を見せると、どんなことであってもプラスになるし、結果がついてくるんですよね。周囲との信頼関係構築にもつながります。

君島さん:まずは何でもやってみるという心構えが、タケ(宇薄さんの愛称)の職業にも直結しているよね。海外のコーチから教わった新しいトレーニングを、すぐにチームで取り入れるなど、チャレンジする姿勢はすごいなと思います。

▽学生時代は同じチームでプレーしていた君島さんと宇薄さん(紺とグレーのユニフォーム)

中央左側が宇薄さん、右側が君島さん

見どころはニュージーランド代表と日本代表!?

中井:いよいよラグビーワールドカップ2023フランス大会が開催されますね。私もとても楽しみにしているのですが、見どころを教えてください。

宇薄さん:ラグビーと言えば、ニュージーランド代表ですが、優勝候補の彼らは、ラグビーワールドカップ2019日本大会では3位という結果に終わりました。今回は相当なプレッシャーもある中、どういう風に仕上げてくるのかが見どころです。また、スーパースターのリッチー・モウンガとシャノン・フリゼルは、2023-24シーズンに東芝ブレイブルーパス東京に加入します。彼らの活躍を見ておくと、日本のリーグでプレーするので、今後観戦の楽しみが増すと思います。

日本代表は皆さんご存じのリーチ マイケルや、21歳で身長202cmのワーナー・ディアンズ。それから個人的には、大阪出身で同世代の堀江翔太選手がどういう風に仕上げてくるかが楽しみです。ラグビーの選手の平均年齢は28~29歳だけど、彼は37歳なんですよ。

中井:堀江選手、同意見です。同世代代表として頑張ってほしいね。ラグビーは役割分担が決まっているけど、彼はどこのポジションでプレーしても活躍できるぐらい器用だよね。

君島さん:私は何といってもキックに注目してほしいですね。プレーのレベルが上がれば上がるほど本当にキックって大事なんです。ラグビーワールドカップ2015イングランド大会の五郎丸歩や、ラグビーワールドカップ2019日本大会の田村優、いずれも彼らのキックが命運を分けました。試合を観戦している時、キック数が多いチームが優勢だと考えて良いと思います。

日本代表は、ラグビーワールドカップ2019日本大会ではベスト8で、数々の競合チームを打ち破りました。役割分担をして、ワンチームで挑んだからこその結果だと思います。今考えても鳥肌が立つぐらい素晴らしかった。リスペクトも込めて、今回も活躍を期待しています。

中井:確かに最近ではキックの重要さが格段に上がっていて、勝敗を左右しますよね。今回からキックやタックルのルール変更がありますよね?

君島さん:はい。「50:22」というキックの新ルールが適用されるのですが、ボールを保持しているチーム(A)が自陣の内側からボールを蹴って相手陣(B)の22mラインより内側でバウンドしてタッチになった場合、(A)のラインアウトで再開することができる。これまで以上にキックの精度が求められるようになりました。このルール一つで試合がガラッと変わるし、チャンスからいきなりピンチになることもある。試合のカギを握るルールなので、覚えておくと良いと思います。

宇薄さん:反則のルールが厳しくなることで、試合展開に変化が出るかもしれません。以前よりタックルの高さ制限が厳しくなった「ハイタックル」は、受け手が脳震とうを起こした際はメディカルチェックが必要になりました。ラグビーは脳震盪が多いスポーツなので、ケガを防ぐ目的で制定されたんです。

中井:ラグビーはルールが多く、毎年のように改定がありますよね。

宇薄さん:ルールは本当に多いですよね。ただ、全部覚えなくてもいいんです。実は選手も全ては把握していないので(笑)。何となく分かっていれば楽しめると思いますよ。

ラグビーとビールのベストマッチ!

中井:お二人ともビール好きということもあり、今日はお越しいただきましたが、ラグビーはビールと関係が深いスポーツとよく言われますよね。

君島さん:ラグビーには、試合が終わったら敵味方関係なく、全員でビールを飲んでお互いをたたえ合う「アフターマッチファンクション」という交流の場があります。本格的なパーティーやロッカールームでの打ち上げなど形式はさまざまですが、ビールを通して対戦相手と仲良くなるのは毎試合楽しいですね。ラグビーならではと言うか、対戦相手とここまで仲良くなるスポーツは他にないんじゃないかなと思います。海外選手と言葉が通じなくても、乾杯を交わすことで一体感が生まれる。ビールは人と人をつないでくれる存在だと思いますね。

中井:私も大人になった今でも、ラグビーで出会った仲間とのつながりは深いです。たくさんの乾杯を経験してきたと思いますが、心に残る「ラグビー×乾杯」エピソードはありますか?

宇薄さん:私は普段熱く語るのはあまり得意じゃないんですけど、東芝(現・ブレイブルーパス東京)の同期で飲んだ時のエピソードはよく覚えています。入社当時、同期が一人だけメンバーに選ばれたとき、試合に出られなかったメンバーで、お酒を交わしながら悔しかったなという話になって。熱くなって泣いてしまったんですけど、その時にやっぱりお酒があって良かったなと思いましたね。本心で熱く語り合えたので絆も深まりました。お酒と涙と乾杯は掛け合わせると…

君島さん:人生?

宇薄さん:そう人生!これからも仲間とたくさん乾杯したいです。

ノーサイド(試合終了)の後は敵味方関係なく、全員が仲間。お互いをたたえ合うことはラグビーにおいて大切な精神です。ぜひ皆さんも仲良く、ビール片手に観戦を楽しんでくださいね。

みんなでラグビーワールドカップ2023フランス大会を楽しみましょう!

いよいよ開幕!ラグビーワールドカップ2023フランス大会を楽しもう!

遊ぶ

ラグビー観戦への第一歩!ラグビーのルールと魅力って?

SHARE

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • Pinterestで共有
  • LINEで共有
  • このページへのリンクをコピー

注目PICKUP

 PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP

 PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP PICKUP

【アサヒ・nishikawa対談】眠りと食で育む、子どもの可能性

朝活好き編集部おすすめ!浅草でモーニングを楽しめるスポット3選

次の休み何する?【1】浅草おでかけマップ

【北欧は、食べて、旅する】第1回 忘れられない、コーヒータイム

【北欧は、食べて、旅する】第1回 忘れられない、コーヒータイム

【北欧は、食べて、旅する】第2回 SDGs先進国のアップサイクルな食事情

【北欧は、食べて、旅する】第2回 SDGs先進国のアップサイクルな食事情

お酒の情報が含まれますので、
20歳未満の方はご利用いただけません。

お客様は
20歳以上ですか?