ビール愛好家必見!万博で旅気分を味わうビール
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開幕から2ヶ月が経ち、来場者数も順調に伸びている大阪・関西万博。これから行こうと計画している方も多いのではないでしょうか。広い会場を歩き回るのは一苦労ですが、事前に“飲みたい一杯”や“食べたい料理”を絞っておくと、より充実した時間が過ごせます。そこで今回は、万博で楽しみな要素の一つである世界のグルメに焦点をあて、暑い日にぴったりのビールとのペアリングをご紹介します。
INDEX
【チェコパビリオン】ピルスナーの本場で体験する至極の一杯とチェコ料理
ビール好きの方に一度は飲んでもらいたいのが、チェコのピルスナーウルケルです。ビールはチェコ文化を語る上では欠かせない要素の一つ。ピルスナーとはビアスタイルの一種で、アサヒスーパードライなど日本で親しまれているビールのほとんどが、このピルスナースタイルです。
チェコパビリオンの1階にあるレストランでは、ピルスナーウルケル公認の注ぎ手である「タップスター」がビールを注いでくれます。この称号を持つ日本人は、なんとわずか25人!そんな幻のタップスターに会える万博で、レアな体験を味わってみては。
編集部おすすめのチェコ料理
さらに、ピルスナーウルケルと一緒に、本場チェコの味も楽しみたいですよね。チェコパビリオンのレストランは、チェコの料理人・菓子職人協会のトップシェフが監修しており、日本人の味覚に寄り添った伝統的なチェコ料理を提供しています。
編集部のおすすめは、「鴨と紫キャベツのバオ」、「フライドチーズ」、そして「ブランボロヴェ・クネドリーキ」です。
「鴨と紫キャベツのバオ」は、日本の団子をリスペクトして今回提供を決めたメニューだそう。日本人にもなじみが深い肉まんの皮のような生地を使用し、柔らかくほぐした鴨肉を包んでいます。人気メニューの一つとのことで、ぜひ試したい一品です。
そして「フライドチーズ」はチェコでは「スマジャーク」と呼ばれる料理で、どこのパブにもある定番のメニューです。分厚いチーズに衣をつけて揚げたボリューム満点の一品で、ビールとの相性も抜群です。
「ブランボロヴェ・クネドリーキ」は、小麦粉とじゃがいもを練って茹でたパンの中に、燻製ポークが詰められた一品。クネドリーキはチェコの主食で、小麦粉のみを使うのが一般的ですが、今回はじゃがいもも入っているのでよりずっしりとしてもちもちとした食感となっています。
どれも濃厚な味わいのチェコ料理。爽やかな飲み心地のピルスナーウルケルが口の中をさっぱりとさせてくれるので、ビールとチェコ料理のペアリングを、ぜひ万博会場でお楽しみください。
ピルスナーウルケルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【イタリアパビリオン】庭園を眺めながら味わうプレミアムビールと郷土料理
ビールの定番ピルスナーを楽しんだら、今度は夜景を望みながらプレミアムビールを飲むのはいかがですか?イタリアパビリオンのレストランでは、外に広がるイタリア式の庭園を眺めながら食事を楽しめます。
画像提供:イタリアパビリオン
レストラン「イータリー」は、イタリアの食文化を伝えるグローバルブランドで、イタリア国内や世界各国、日本にも店舗を展開しています。ここで提供されているのは、ローマ生まれの「ペロー二 ナストロアズーロ」。さっぱりとした爽やかな飲み心地と、調和のとれた苦味と、ほのかなシトラスの香りが特長です。
編集部おすすめのイタリア料理
「イータリー」では、イタリア18州の郷土料理が週替わりで登場するので、行くタイミングによっては毎回新しいメニューを楽しむことができます。
定番メニューとしては、イタリアを代表する料理の数々がラインナップ。イータリーのオリジナルメニューの「パターテ クロッカンテ」は、蒸したじゃがいもを一晩寝かせて揚げた一品で、地中海ソースが添えられています。「スパゲット イータリー」と「マルゲリータ」は、王道のトマトソースを使った料理です。
特にマルゲリータは、イタリアの象徴とも言える存在であることを知っていますか?トマト、モッツァレラ、バジルが使われているこのピザは、見た目にも赤、白、緑とイタリア国旗を表しているのです。本場の味とともに、ペローニ・ナストロアズーロで乾杯すれば、まるでイタリアを旅しているような気分に。
万博の特別な1日に、少し贅沢なひとときを加えてみてはいかがでしょうか?
text「ハレの日、アサヒ」編集部


大阪・関西万博は、日本にいながら世界中の本格料理を楽しめる絶好のチャンス。お気に入りの一杯とその国ならではの料理のペアリングを、ぜひ現地で体験してみてください。