球場のプラごみ削減!ホークス選手のバットを再利用したエコカップ(前編)
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イベント会場で山積みになった使い捨てのプラカップを見て、もったいないなと感じたことはありませんか?アサヒグループは福岡県、福岡ソフトバンクホークスと『森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス』を開発し、プラスチックごみ削減に取り組んでいます。
INDEX
開幕3連戦のプラごみを7.7%削減!
福岡ソフトバンクホークスの選手が練習や試合で使用し、折れてしまったバットの中身を一部使用してつくった『森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス』。3月に福岡PayPayドームで行われた開幕3連戦で数量限定販売したところ、多くのお客さまにお買い求めいただき、3日目の試合開始前には完売しました。おかわり含めて約2,000杯のビールを提供し、球場のプラカップを7.7%削減することができました。
タンブラーを購入したお客さまは、おかわりのビールが通常価格の100円引きになります。売り子さんがビールを注ぐ際にサーバーの注ぎ口をアルコール消毒してくれるので衛生面も安心です。
『森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス 』って何?
「森のタンブラー」は植物原料を55%活用したエコタンブラーです。日本各地の間伐材や活用されていない“もったいない”素材をアップサイクル。ただつくるだけではなく、地域のごみ削減につながる方法も一緒に考えています。『森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス』は、破損などにより廃棄せざるを得なくなったホークス選手のバットをアップサイクルしてつくりました。
この森のタンブラー、木材の植物繊維由来の凹凸がきめ細やかな泡をつくるため、ビールをよりおいしく楽しむことができるんですよ。
後編では『森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス』の開発ストーリーを紹介します。お楽しみに!