ラグビー観戦への第一歩!ラグビーのルールと魅力って?
この記事のキーワード
SHARE
9月からいよいよ「ラグビーワールドカップ2023」がフランスで開催されます。ラグビーについて「応援したいけれど、ルールがいまいち分からない」「何に注目して楽しめばいいのだろう?」など、観戦したいけれど、ラグビーのルールが分からず困っている人もいるのではないでしょうか。
今回、「ハレの日、アサヒ」編集部では、ラグビーワールドカップでアジア企業・初“ワールドワイド・パートナー”となったアサヒビールにて、ラグビーに関するインタビュー企画を実施!ラグビー観戦が好き、且つ本人もラグビー経験者である、アサヒビールマーケティング本部の中井淳一にラグビーの基本的なルール解説とラグビーの魅力について聞きました。
INDEX
ルールは全てを分かっていなくても大丈夫!
―もうすぐワールドカップが始まりますね。全力で応援したい気持ちはあるのですが、ラグビーの知識がほぼゼロなんです・・・。初観戦するにあたり押さえておくべきルールって何ですか?
まず、知っておいてほしいのは、ラグビーのプレイヤーもルールを全て把握している、というわけではないんですよ。(笑)だから、ラグビーはルールを全て理解してないと観戦できないことはないんです。なので、安心してください!
―えっ!ラガーマンも分からないルールがあるんですか!?
はい。ラグビーには細かなルールがたくさん存在しているんですね。だから、最初はざっくりと把握するだけで大丈夫です。ラグビーはボールを奪い合いながら相手陣地のゴールラインを目指して攻め入り、点数を獲得する球技です。まず、覚えておいた方が良いルールは「ボールを前に投げてはいけない」ことと「ボールを前に落としてはいけない」ということですね。これはラグビーならではのルールです。相手の陣地に攻め入るゲームなのに、ボールは後ろにパスしないといけません。
―なるほど。ラグビーならでは、といえば選手同士が束になり、激しくぶつかり合うイメージがあります。
それは「スクラム」ですね。「スクラム」は先程お伝えしたように、ボールを前に投げてしまったり、ボールを前に落としてしまったりした時など、軽度な反則が発生した後、試合を再開する際に行います。フォワード同士が姿勢を低くし、激しく押し合います。
もっと詳しくラグビーのルールを知りたい方は、日本ラグビーフットボール協会の公式サイトに「ビギナーズガイド」というページがあり、ルール解説や観戦方法など分かりやすく紹介されているので、観戦前に見ておくとよりラグビー観戦を楽しめると思いますよ。
ラグビーの魅力はプレイヤーの個性と自己犠牲!?
―ラグビー経験者の中井さんに伺いたいのですが、ラグビーならではの魅力って、何でしょうか?
私は、選手個人の特長を生かしている点だと思います。ラグビーは1チーム15人。前方で「スクラム」を組むフォワード(8人)と、その後方で「トライ」を狙うバックス(7人)に別れています。ラグビーというと大きくて屈強な人の集まりというイメージが強いですが、それはフォワードのプレイヤーのイメージですね。実は、チーム全員が大きくてがっしりした体型というわけではありません。足の速さが求められるバックスや、俊敏さがあれば小柄な人でも活躍できるスクラムハーフなど、様々な個性が合わさって一つのチームができています。それぞれの特長や強みを生かしてプレイできるのが、ラグビーの魅力だと思います。
自分はフォワードの“フランカー”というポジションだったので、相手チームと激しくぶつかり合いながらボールを掻き出し、バックスの仲間に繋ぐ役割でした。足の速いバックスがそのボールを持って走り、トライを決めるイメージですね。こんなに相手と激しく接触することが多い集団スポーツも、ラグビーやアメフト、アイスホッケーぐらいじゃないでしょうか。 “自己犠牲のスポーツ”とよく言われることもあります。たとえ自分を犠牲にしてでも、勝利や目的の達成を目指す姿は“武士道”にも似ているんじゃないかな。日本人の好きな要素が反映されていると思います。
―まさに“one for all, all for one”の精神ですね。中井さんはどんなきっかけでラグビーに興味を持ったのでしょうか?
実家が大阪城の近くだったのですが、小学生の頃、大阪城の外堀は今のよう水路ではなく、埋め立てられてラグビー場だったんです。家が近いこともあり、そこで試合をしているのをよく見かけました。雨風の中、ドロドロになりながらもボールを懸命に追いかけている姿がとても印象的だったんですよね。それが最初に興味を持った時ですかね。
中学では野球部に所属していましたが、隣のグラウンドではラグビー部が練習していたんです。やっぱり雨風の中、ドロドロになりながら練習していたのですが、なんだか楽しそうだな、一体感があるな、と思ったんです。その後、ラグビー部に誘われたこともあって、野球部を引退した後からラグビーを始めました。
ラグビーも仕事も、個性を生かして
―お仕事をしていて「ラグビーの経験が生きている!」と思うことありますか?
ありますね。現在、私が所属しているチームのメンバーは皆、個性があるんですよ。それぞれの役割を確認しながら、強みを発揮して目標に向かって進んでいく姿はラグビーと通じるところがありますね。それぞれの個性や強みに合わせて、時に助け合って、時に補完し合いながら取り組んでいます。
また、私の仕事は、当社の営業担当者をサポートする側面が強いです。例えば、自分が商談に同行したり支援したりすることで、営業担当者がより魅力的な内容をお得意先に提案できた時は、とても嬉しいですね。ラグビーと同じで、スクラムを組んでいるフォワードが繋いだボールで、バックスのチームメイトがトライを決めた時の喜びと似通っている気がします。だから、営業担当者にはよく「自分のことを、どんどん利用してくれ!」と言っています。
―チームの個性も連携も、まさにラグビーと同じですね!
そうですね。ラグビーには心身ともに鍛えられました。大学の練習が早朝から始まって、その後も午前練、午後練とずっと続くのでそれはもうしんどくて・・・!あの4年間を振り返ると・・・あれよりしんどいことはないですね(笑)
―今は、どんなお仕事に力を入れていますか?
私のチームが扱っているのは、海外ブランドの商品です。プレミアムイタリアンビールの「ペローニ ナストロアズーロ」やピルスナービールの元祖であるチェコの「ピルスナーウルケル」、カクテルなどの割材に使われるイギリスのブランド「フィーバーツリー」などが挙げられます。
世界には色々なおいしい商品や楽しいことがまだまだ沢山あるので、そういった商品の魅力や価値を発見し、国内の皆さんに紹介していく仕事をしています。主には、営業担当者による提案活動をサポートしたり、飲食店様でイベント実施したりすることですね。
―最後に、今回「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」で初めてラグビー観戦を楽しむ方にメッセージをお願いします!
皆さんが今年、久しぶりに開催されたお祭りや花火大会でその熱気や盛り上がりを感じたように、ラグビーワールドカップも4年に1回開催されるまさに“ラグビーのお祭り”です。ですから、詳しい人でもにわかファンでも気にせず、「スーパードライ」や好きな飲み物を片手に、楽しく観戦して欲しいと思います!!!
いかがでしたでしょうか。ルールを全て理解していなくてもOK!ということで、観戦初心者の皆さんも少し気が楽になると同時に、ラグビーの魅力に触れてワクワクしたのではないでしょうか?
アサヒビールは、ワールドラグビーと契約を締結し、「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」のビールをはじめとしたアルコール飲料やアルコールテイスト飲料カテゴリーにおける世界で唯一の「ワールドワイド・パートナー」です。
『アサヒスーパードライ』は、大会オフィシャルビールとして現地、フランスのスタジアムで販売されます。日本国内でも、『アサヒスーパードライ』の缶350ml・缶500mlのパッケージが期間限定で専用デザインになります。
<アサヒビールはラグビー日本代表を応援しています。>