熱中症対策!ダイキンに聞く、夏のエアコンの使い方
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じめじめと湿度が高いこの時期や、気温がぐんぐん上昇する夏場に注意しなければいけない熱中症。熱中症対策のポイントとしては「暑さを避けること」と「こまめな水分補給」が挙げられます。熱中症は屋外だけではなく屋内でも発症します。そこで今回は空気のプロであるダイキン工業に、室内で快適に過ごすポイントとして、夏のエアコンの上手な使い方を伺いました。暑さ対策アイテムも上手に取り入れながら、夏を元気に過ごしましょう!
INDEX
「湿度コントロール」で体感温度を下げて快適に!
真夏に発症するイメージの熱中症ですが、まだ体が暑さに慣れていない時期にもかかってしまう可能性があります。熱中症は温度だけでなく、湿度も関係しています。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、更に汗をかいてしまうため、高温多湿の環境では特に注意が必要です。
そこでぜひ取り入れていただきたいのが、エアコンを上手に使った「湿度コントロール」です。一般的に「湿度が20%下がると体感温度は4℃変わる」と言われており、湿度を下げると同じ室温でも涼しく感じられる場合があります。エアコンや除湿機を積極的に活用して室温を下げつつ、湿度も40~60%にコントロールしましょう。
気になる電気代、エアコンの上手な使い方とは?
夏場はエアコン使用の重要性が増すことで気になる電気代。どうやって節電をすれば良いのかわからないという方に向けて、自宅でできる節電対策を紹介します。
フィルター掃除は2週間に1回
エアコンは、室内機と室外機の2つで1セットです。まずは、部屋の中にある「室内機」のお手入れに関するポイントを紹介します。
エアコンは、部屋の暖かい空気を吸い込み、冷たい空気にして吐き出すことで、部屋を涼しくしています。室内機の中にあるフィルターは、空気中に漂うホコリを防ぐ役割をしていますが、このフィルターにホコリが堆積すると、吸い込む空気の量が減り、設定温度に到達するまでに時間がかかってしまいます。フィルターを一年間掃除しないと、約 25%の無駄な電気代の上昇につながる場合もあるので、2 週間に1回はフィルターを掃除するよう心がけましょう。
室外機周辺の空気の流れを確保しよう
次に室外機についてです。室外機の吸込口や吹出口がふさがれるとエアコンの運転効率が下がり、消費電力が増えることで電気代も上がってしまいます。室外機周辺には物を置かず、空気の流れを妨げないようにしましょう。
帰宅後は、まず換気をしてからエアコンのスイッチオン!
帰宅したら、まず窓を開けて部屋の換気を行いましょう。熱を逃がしてからエアコンをかけると、無駄な電気を使わず、効率的に部屋を冷やすことができます。対角線上にある2カ所の窓を開けると、空気の通り道ができて効率的ですよ。
短時間の外出は、エアコンのスイッチを入れたままにする
エアコンは、スイッチを入れて急に部屋を冷やすときに多くの電気を使います。設定温度まで冷やした後、その温度を維持しているときは、少ない電気しか使いません。節電のため、こまめにスイッチのオン・オフを繰り返すと、その分多くの電気を使ってしまうことがあります。30分程度であればスイッチを切るよりも、つけっぱなしにしておいた方が消費電力を抑えられる場合が多いです。
■夏休みにおすすめ!ダイキン主催イベント「めざせ!空気博士 エアコン分解」
エアコンを分解して仕組みを楽しく学べる!お子さまから大人まで大人気のイベントです。エアコン実機の分解体験や座学を通じて、エアコンが空気を冷やす仕組みや部品一つ一つの役割、エアコンの節電やメンテナンス方法などを紹介します。
詳細と応募方法はこちら
暑い日はこまめに水分をとろう!おすすめの飲料
熱中症予防にはこまめな水分補給も欠かせません。持ち歩きにも便利な熱中症対策飲料※1を取り入れてみませんか?
※1 厚生労働省は、熱中症対策の一つとして、ナトリウム40~80mg/100ml(食塩相当量が0.1g~0.2g)の飲料を推奨しています。
暑さ対策を上手に取り入れながら、夏を満喫しましょう!