注ぎ手が完成させる樽詰ビ-ル「ピルスナーウルケル」
この記事のキーワード

SHARE
飲食店で飲む最高においしい樽詰ビール。この味わいの虜になる方も多いのではないでしょうか? 今回は、こだわりの注ぎ方で知られるチェコ産プレミアムビール「ピルスナーウルケル」を紹介します。
INDEX
180年以上前に誕生。ピルスナータイプの元祖「ピルスナーウルケル」とは?
一人当たりのビールの消費量が世界一の国、チェコ。日本で、そして世界で一番よく飲まれるピルスナータイプのビールはチェコで生まれました。そのピルスナーの元祖として知られているのが1842年にチェコのピルゼンで誕生した「ピルスナーウルケル」です。
チェコのプレミアムビールカテゴリーで愛され続けているブランドで、現在50を超える国と地域で販売されています。世界中に広がっているにも関わらず、今も地元醸造にこだわって、チェコのピルゼン工場のみで醸造されています。水はもちろん麦芽やホップなどの原料はすべてチェコ産!一部の醸造は木樽によって行うなど、創業当時から変わらない伝統的な製法で品質を守り続けています。


醸造家がビールを醸造し、注ぎ手がビールを完成させる
「ピルスナーウルケル」には“醸造家がビールを醸造し、注ぎ手がビールを完成させる”というブランド理念があります。伝統的な製法で造られたビールは、注ぎ手たちが泡の比率や炭酸の強さを調整し、最高の品質で提供されます。
注ぎ手として、「ピルスナーウルケル」誕生の地であるチェコ・ピルゼンで5日間にわたるプログラムを修了し試験に合格することで、“タップスター”という特別な称号が与えられます。全世界で約300名がタップスターに認定されています。現在日本にいる15人のタップスターは「ピルスナーウルケル」を最高の品質で提供し、自らの言葉でその歴史や品質を語りブランドの魅力を発信する役割を担い活躍しています。

プロの注ぎ手“タップスター”が完成させる3つの正式な注ぎ方
「ピルスナーウルケル」の樽詰ビールが飲めるお店は全国で約310店(2024年10月現在)。濃厚かつクリーミーな泡、チェコ・ザーツ産ホップによるスパイシーな香り、苦味とバランスが取れたまろやかで甘いフレーバーが楽しめます。特に、樽詰ビールならではのしっとりとした泡は「ピルスナーウルケル」の味わいを最大限に引き出すための重要なポイントです!
“タップスター”が守り続けている正式な注ぎ方は、「ハラディンカ」「ミルコ」「シュニット」の3つ。3つの注ぎ方で生み出される多様な味わいから、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてください。
ハラディンカ
最も伝統的な注ぎ方。先に泡を入れ、その下にビールを注いで味わいを引き出す。泡の量は指三本分。炭酸感は穏やかで、苦味と甘みのバランスが程よい味わい。

ミルコ
グラスいっぱいに泡を満たしたクリーミーな味わいで、泡を楽しむ「ピルスナーウルケル」ならではの飲み方。濃厚な泡から甘味が感じられ、食後にもおすすめ。

シュニット
タップスターにだけ認められた特別な注ぎ方。指一本分少なく注いだグラス上部から豊かな香りを楽しむ。「ピルスナーウルケル」の味わいをより好調し、より深いアロマが感じられる。

「ピルスナーウルケル」が飲めるお店はこちらから!
※掲載店全てで上記3つの注ぎ方での提供があるわけではありません。
おうちで「ピルスナーウルケル」をおいしく楽しむには?
気軽に家庭でも楽しめるように、「ピルスナーウルケル」缶330mlを2022年から全国にて通年販売をしています。

最も伝統的な注ぎ方「ハラディンカ」を缶で楽しむポイントは、
①油分や汚れをとった清潔なグラスをよく冷やし、冷たい水でしっかりと濡らす。もしくはグラスに氷を入れてかき混ぜて冷やす
※「ピルスナーウルケル」は、清潔で冷えていて中が濡れている状態のグラスを推奨しています
②グラスを45度に傾け、グラスに添わせながらビールを注ぐ
③香りを閉じ込めるために徐々にグラスを起こして、上から注ぐ
④泡が指三本分くらいになるように注ぐ

タップスターが教える「ピルスナーウルケル」缶ビールのおいしい注ぎ方について紹介した動画はこちらから!おうちで「ピルスナーウルケル」を楽しむときにアクセスしてみてください。