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フリーズドライ!?新商品の「煮込み風ハンバーグ」を食べてみた

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フリーズドライ!?新商品の「煮込み風ハンバーグ」を食べてみた

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アサヒグループが展開している食品の中でも、特に異彩を放っている一つが「アマノフーズ」ブランドの「フリーズドライの匠」シリーズです。発売のたびに好評を博しており、今回はその最新作『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』を紹介します。

「フリーズドライの匠」とは?

アマノフーズが最初に「フリーズドライみそ汁」を発売したのは今から約40年前の1983年。そもそもフリーズドライ食品は、凍結させた食品を真空下で乾燥(昇華乾燥)させる製法で作られています。さまざまな料理を加工することができますが、油分が多いものはフリーズドライに向かないため、揚げ物などはなかなか商品化されてきませんでした。

そのハードルを、長年培ってきたフリーズドライ製法の技術によって越えたのが「フリーズドライの匠」シリーズ。第1弾は2015年に発売した『フリーズドライの匠 チキンカツの玉子とじ』です。

シリーズ第1弾の『フリーズドライの匠 チキンカツの玉子とじ』(現在は販売していません) 

当初は脂分や繊維質が比較的少なくフリーズドライ化しやすい鶏肉のカツで商品化をしていましたが、アマノフーズ独自の知見を生かし、ついに2016年に豚肉を使った「とんかつの玉子とじ」を発売。その後も「海老天とじ丼の素」や「海老天ぷら入り鍋焼きうどん」など、主役級の料理を数多く商品化しています。

シリーズ初となるハンバーグ

そして今回紹介するのが、『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』。「フリーズドライの匠」シリーズからハンバーグを発売するのは初めてとなります!

『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』。アマノフーズ公式通販限定で数量限定販売。1箱2食入り1,980円(税込)

開発当初は、牛肉を使用した厚みのあるハンバーグと、濃厚なデミグラスソースが混ざるとお湯が浸透しづらく、ハンバーグのふっくらやわらかな食感の復元にとても苦労がありました。お肉の使用部位や、タネの配合、練り方、サイズ、厚みなどさまざまな工夫をして、100回以上の試作を重ねました。

そしてもう一つこの開発でポイントとなっているのが特許出願中の「ハーフ・ブロック製法」。ハンバーグの半分をソースから露出させるというもので、お湯を浸透しやすくした独自技術で約1年もの開発期間から生み出されました。

これまでも、とんかつなどの商品では「お湯で調理しているにもかかわらず、カツはやわらか、衣がサクサク食感で驚き」といった声がありましたが、今回もふっくらやわらかい食感で、本格的な煮込みハンバーグのような味わいを実現しています。

袋の中はこのようになっており、写真のトレイは天面がソース、底面がハンバーグとなっています

実際に作って食べてみた

作り方は極めて簡単。まずは、平置きできる底の広いお皿を用意しましょう。次に本商品を開封し、ハンバーグの面が上になるようにお皿の上へ置きます。

袋のトレイを持ってお皿に移せば、ハンバーグの面が上になります

熱湯は160mlを用意し、ハンバーグにかかるように注ぎます。湯量が多すぎると味が薄まったり、サラサラのテクスチャーになったりしてしまうのでご注意ください。

お湯をかけると次第に全体がほぐれていきます

仕上げは、スプーンでハンバーグを軽く揺らし、ソースをかき混ぜハンバーグにかけながら2分で完成。ソースの中にはあめ色のオニオンソテーも含まれていて、本格的な味わいを楽しめます。

ソースをかき混ぜることで、どんどん煮込み風ハンバーグへと仕上がっていきます
でき上がり。お好みでパセリを追加したり、副菜を添えたりすると、よりおいしそうなルックスに!(写真はイメージです)。

いよいよ実食。スプーンを入れると、これだけでもふっくらとしていることが伝わってきて驚かされます。そしてひと口。お肉本来のうまみや甘みも豊かで、そこにデミグラスソースのコクも合わさって、至福のおいしさです!

ソースは、玉ネギの甘みがしっかりしていながら、長時間煮込んだようなビター感もある奥深い味わい

ソースもたっぷりなので、これはご飯のお供にぴったり。ということで、こちらも試してみました。ふっくらしたハンバーグとほんのり甘みのあるデミグラスソースが、白米ともマッチ。『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』は、おかずの主役を張れる逸品だと断言できます。

濃い目でとろみのあるソースは、ご飯が進むおいしさ。残ったソースにご飯を入れたり、パンをディップしたりして楽しむという手もありです

目玉焼きとチーズでアレンジも実践

しっかりした味わいの『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』は、アレンジも楽しめそう。ということで、次はハンバーグの定番アレンジを試してみました。一つは目玉焼きとのコンビネーションです。

こちらはシンプルに、『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』を作って目玉焼きを乗せれば完成。目玉焼きは火を入れ過ぎず、半熟に仕上げるのがポイントです。シズル感満点の目玉焼きはビジュアルのインパクトもあり、半熟仕上げのとろとろ卵とハンバーグが、おいしいハーモニーを奏でます。

とろっとした卵黄のマイルドなうまみと、濃厚ハンバーグとの相性は抜群です

そしてもうひとつは、チーズ乗せアレンジです。こちらは、でき上がった『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』にとろけるチーズを乗せ、電子レンジで調理するだけ。加熱時間は機器やワット数次第ですが、30秒ずつ様子を見ながら加熱すれば失敗しないでしょう。

こちらは600Wのレンジ調理1分で仕上げました。チーズのコクも、ハンバーグと好相性です

目玉焼きが手間という方は、市販の温泉卵を添えるのがオススメです。卵もチーズも、比較的簡単にアレンジできるのでぜひ試してみてください。

多彩なフードペアリングからビールをセレクト

『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』をお酒のお供にしたいという方も少なくないでしょう。そこでオススメしたいのは、ビールやハイボール、ワインです。今回は、2024年3月5日から全業態での販売を開始した『アサヒ食彩』とペアリングしてみました。

フタを開けると湧き上がる、美しい泡が特長の『アサヒ食彩』

『アサヒ食彩』は、2023年7月にコンビニエンスストア限定で発売され、好評だったことから全業態へと展開された生ジョッキ缶のプレミアムビールです。ふたをあけると湧き上がる美しい泡とホップの華やかな香りと、麦芽の豊かなコク、そしてすっきりとしたキレがハンバーグとおいしく調和し、リッチな晩酌を演出。お酒好きの方は、こちらもぜひお試しを。

食事の主役として、お酒の良き相棒として、多彩なシーンで活躍してくれること間違いなしの『フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ』。お湯で短時間かつ簡単に作れることもポイントで、その驚きの調理方法やおいしさは、食の時間をより楽しくしてくれるでしょう。軽くてコンパクトなので、ストック用の総菜や、アウトドアシーンでも重宝する優れものです。

驚きの進化を遂げるアマノフーズのフリーズドライ。皆さんもフリーズドライのハンバーグでワクワクおいしい体験を楽しんでみませんか?

文・撮影:中山秀明

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