未来の暮らしを体験！大阪ヘルスケアパビリオンのサステナビール
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4月13日に開幕し、行楽シーズンを前にますます注目度が高まっている「大阪・関西万博」。今回は、アサヒグループがプレミアムパートナーとして参画する「大阪ヘルスケアパビリオン」を取り上げます。大阪ヘルスケアパビリオンで近未来の暮らしと、会場でしか飲めないアップサイクルクラフトビール※1をぜひ体験してみてください。
※1 酒税法上は発泡酒
INDEX
大阪ヘルスケアパビリオンで近未来の暮らしを体験しよう
目指すは、SDGs達成と未来社会をリードする大阪のパワーの発信
大阪府と大阪市がREBORNをテーマに出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」は、大阪という都市の活力・魅力を世界のより多くの人々に伝えることを目的とした参加型パビリオンです。深く心に記憶される体験を通じて、驚きや新たな発見に満ちた感動を味わいたい方におすすめです。
「SDGs先進都市」として世界に貢献する大阪
世界の先頭に立ってSDGsの達成に貢献するため、SDGs達成目標の2030年以降を見据えた取り組みを世界に発信します。
・生活の質（QOL）を向上させる展示
・SDGs達成に貢献する姿を示す
・未来社会のモデルを提案
世界に届けたい大阪のパワー
オール大阪の知恵とアイデアを結集し、訪れた人々が「いのち」や「健康」、近未来の暮らしを感じられる展示をさまざま用意。「いのち」や「健康」の観点から未来社会の新たな価値を創造するとともに、大阪の活力、魅力を世界の人々に伝えていきます。
パーソナルデータが鍵！？未来の都市生活を体感できるコンテンツ
では、具体的にはどのような展示があり、どのような体験ができるのでしょうか。「いのち」や「健康」の観点から、2050年頃の未来の都市生活を体感できるさまざまなコンテンツを紹介します。
カラダ測定ポッド
訪れた人は、最初に、健康データを計測するカラダ測定ポッドに入り、心血管や筋骨格、肌・髪等に関する今の自分の健康状態を確認します。
パーソナルフードスタンド
カラダ測定ポッドで取得したデータに基づいて、パーソナルアドバイスが特徴のAIが「なりたいミライ」に必要な栄養や食材、レシピを提案し、「ヘルスケアベンダーマシン」を通じてパーソナルフードを持ち帰ることができます。
ミライのヘルスケア
取得データに基づいて、パーソナライズされたヘルスケア体験も提供されます。体と心に関するさまざまな体験によって、訪れた人が新たな気持ちで明日に向けた一歩を踏み出せるきっかけをつくります。
ミライの都市
2050年頃に実現が想定される「ミライの都市」へ参加するというコンセプトのもと、HOME・PUBLIC・ MEDICALの３つのテーマに沿った展示を行います。
リボーンチャレンジ中小企業・スタートアップの技術力・サービスを発信するゾーン
会期中の26週間、週替わりで400社以上の企業が出展します。
iPS細胞をテーマとした展示 iPS Cells for the Future
大阪府・市の取組みとして大阪・関西の再生医療のポテンシャルと未来の医療を発信します。
大阪ヘルスケアパビリオンで味わう「アップサイクルクラフトビール※1」
大阪ヘルスケアパビリオンのコンセプトは、地域の特産品を活用し、大阪を中心とした地元の食文化を守り、未来へとつなぐ活動を進めていくこと。このコンセプトに共感したアサヒグループは、「地域共創 (アップサイクル)」「つながる」「多様性」をテーマに参画します。
サステナビリティ事業を展開するアサヒユウアスがプロデュースし、地元大阪のブルワリーと連携したアップサイクルクラフトビール※1を製造。まだ食べられるのに使われていない大阪の食材や大阪産(もん)※2の農産物の規格外品をアップサイクルしています。大阪ヘルスケアパビリオン屋外のリボーンテラス内のキッチンカー｢SMILE ALE｣にて、1,200円（税込）で販売します。
※1 酒税法上は発泡酒 ※2 大阪府内で生産された農林水産物とそれらを使った加工品
アップサイクルクラフトのラインアップを紹介！
通期販売：ほんのりと小麦が香る軽やかなヴァイツェンスタイル
通期で販売する『ヴァイツェンスタイル』は、小麦由来のふんわりとした香りが広がり、軽やかで飲みやすい味わいが特徴。大阪の製パンメーカーで出荷できなかったコッペパンを原料に使用しています。マイルドでフルーティな香りを楽しんでください。
期間限定の4つのクラフトは、①～④の順に期間限定で順次販売予定です。
期間限定①：温州みかんを使ったフルーツエールスタイル
大阪は、古くからみかんの栽培が盛んで、大正時代には全国2位の生産を誇っていたそう。大阪産温州みかんの規格外品を皮付きのまま丸ごと使用した『フルーツエールスタイル』は、さっぱりとした柑橘の香りとほどよい酸味、すっきりとした後味が特徴です。
期間限定②：にんじんを使ったアンバーエールスタイル
『アンバーエールスタイル』は、大阪産にんじんの股われなどの規格外品を原料に使用。冬の寒さにしっかりあてることで、糖度が高く甘さが感じられるにんじんになります。麦芽とにんじん由来の大地を感じるコク深い味わいがクセになる一杯です。
期間限定③：えびいも（親芋）を使ったブランウンエールスタイル
ほくほく感と粘り気の強さが特徴の大阪府富田林産のえびいも。『ブランウンエールスタイル』は、おいしく食べられるにも関わらず市場にはあまり出回らない「親芋」を使用しています。まろやかな口当たりと、ほんのり香るカラメルの余韻を楽しんでください。
期間限定④：デラウェアを使ったフルーツエールスタイル
大阪産デラウェアの着色不良などの規格外品を原料に使用した『フルーツエールスタイル』。大阪産デラウェアは、糖度20度を超えることも多く、甘味と酸味のバランスの良さが特徴です。爽やかな飲み口とフルーティーな酸味の絶妙なバランスが楽しめます。
みんなの笑顔がつながる体験！世界の言語で“カンパイ”
リボーンテラスでは、国内外、老若男女といった多様な人たちを“カンパイ”でつなげる『KANPAI SMILE BATON（カンパイ スマイル バトン）』を開催。天候不順の日はお休みですが、期間中は毎日実施します。
会場に設置したカメラの前で 世界の言語で“カンパイ”すると、皆さんの様子が会場のサイネージに映し出されたり、フードコートエリアのBGMに反映されたり。カンパイをきっかけにみんなの笑顔がつながっていく体験を、ぜひ会場で楽しんでください。
レシピ開発者インタビュー：地元の皆さんと対話を重ねて課題をクリア
今回のアップサイクルクラフトは、コッペパンや大阪産の農産物のイメージにあわせて、それぞれユニークな味わいを表現しました。特にみかんやぶどうは、添加タイミングを工夫することで、個性を生かした味わいに仕上げています。
使用したパンや農産物は、通常はビールで使用しない原材料なので、仕込工程で詰まりが生じてしまうなど、製造工程上の課題がありました。これまでのアサヒユウアスの知見を生かし、仕込工程の条件を最適化することで解決していきました。原材料の選定から加工、ビール製造まで、地元大阪の方々とたくさんの会話をしながら作り上げてきた、想いの詰まった商品です。
このアップサイクルクラフトを通じて、「フードロスって、こんなに楽しくおいしく解決できるんだ！」ということを、万博会場に訪れたたくさんの方に体感してもらえたらうれしいです。
text 「ハレの日、アサヒ」編集部
