楽しみ方たくさん！おでかけに持って行きたいサンドイッチレシピ

2025.04.08

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気温がだんだん暖かくなり、ピクニックやおでかけの機会が増えてきましたね。おでかけの定番ごはんと言えば、手軽に食べられるサンドイッチ！

今回は、初心者の方でも簡単に作れるシンプルなレシピからボリューム満点のアレンジサンドイッチまでPasco（敷島製パン株式会社）の飛田圭美さん、寺本由季さん、金近和広さんにおすすめレシピと楽しみ方を伺いました。

INDEX

「サンドイッチ」とは人の名前だった！？サンドイッチの始まり

―はじめに、サンドイッチの由来について教えてください。

寺本由季さん（以下、寺本）： サンドイッチの由来は諸説ありますが、有名なのは第4代サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギューという説です。サンドイッチ伯爵はカードゲームが大好きで、「食事をするときにゲームをしながら食べられないものか？」と考え、パンに具材を挟んだ料理を生み出したと言われています。その便利さが話題となり、次第に世界中に広まったそうです。

飛田圭美さん（以下、飛田）：サンドイッチは、パンに好きな具材を挟むだけで簡単に作れるので、ピクニックや運動会などのイベントでは定番ですよね。最近はフルーツやチョコレートを使用したデザート系やホットサンドなども人気です。

シーンに合わせたサンドイッチレシピ3選

―では、皆さんがおすすめするサンドイッチレシピを教えてください。

子どもと一緒に作れる！スモークサーモンとアスパラのラップサンド

飛田：私がおすすめするのは、ラップサンドです。ラップに包むことで具材とパンがなじみやすく、切りやすくなるので、見た目もきれいに仕上がります。

ラップの両端を紐でリボン結びにすれば、キャンディーのようになりますし、巻いたラップにマスキングテープやシールを貼ってデコレーションすることも。子どもと楽しみながらかわいいオリジナルサンドイッチができるのでおすすめです。

<材料>2人分
・超熟8枚スライス…………4枚
・スモークサーモン…………4枚
・セロリ…………………………1/4本
・クリームチーズ……………大さじ4
・アスパラガス………………4本
・マヨネーズ…………………大さじ2

<作り方>
1.スモークサーモン、セロリを粗みじん切りにしてクリームチーズとあえる。

2.アスパラガスをゆでる。

3.ミミを切り落とした食パンにマヨネーズをぬり、1と2をのせて、ラップに包んで巻く。

レシピ提供：Pascoおすすめレシピ

たくさん野菜が取れる！カラフル野菜のサンドイッチ

寺本：私がおすすめするのは野菜をメインにしたサンドイッチです。紫キャベツなど色が濃い野菜を使用すると見た目も華やかになります。健康に気を使われている方は、食物繊維が多く含まれているライ麦入りのパンや全粒粉のパン使えば食物繊維も同時に取ることができますよ。

<材料>2人分
・超熟ライ麦入り 6枚スライス…………2枚
・バター……………………………………………10g
・鶏むね肉…………………………………………100g
・塩……………………………………………………少々
・白ワイン…………………………………………少々
・リンゴ……………………………………………1/8個
・紫キャベツ………………………………………100g
・バジル……………………………………………2枚

【A】
・水切りヨーグルト…………大さじ3
・マヨネーズ……………………大さじ1
・はちみつ………………………大さじ1/2
・粉チーズ………………………大さじ1/2

<作り方>
1.鶏むね肉はそぎ切りにし、塩と白ワインをふりかけてレンジで火を通す。

2.リンゴは皮を残したままイチョウ切りにする。紫キャベツは千切りにし、塩をふってしんなりしたら水気を絞る。

3.「超熟ライ麦入り」にバターをぬり、紫キャベツ、鶏むね肉、リンゴ、混ぜ合せたＡ、バジルをのせてサンドし、ラップに包んでなじませ、ラップごと半分に切る。

レシピ提供：Pascoおすすめレシピ

大満足！チーズたっぷり！ボリュームホットサンド

金近和広さん（以下、金近）：私のおすすめはボリュームのあるホットサンドですね。具材をたくさん入れられるので男性にも人気です。ボリュームのあるサンドイッチは崩れやすいですが、ホットサンドにすれば心配なし。ホットサンドメーカーがない方は、フライパンにサンドイッチをのせ、上からお皿で押さえて焼くとホットサンドが作れますよ。バターをひくのもうま味がパンにしみ込むのでおすすめです！

<材料>2人分
・超熟 8枚スライス……………………4枚
・ロースハム（スライス）……………12枚
・アボカド…………………………………1個
・スライスチーズ（溶けるタイプ）…4枚
・マヨネーズ……………………………大さじ2
・からし……………………………………小さじ1
・バター……………………………………適量

<作り方>
1.アボカドは皮をむき、種を除き、1cm幅に切る。

2.食パンの片面にマヨネーズとからしをぬり、ロースハム、アボカド、スライスチーズの順にのせ、もう1枚の食パンでサンドする。

3.ホットサンドメーカーの内側にバターを薄くぬり、2をのせてはさみ、中火で両面こんがりと焼き、半分に切って器に盛る。

レシピ提供：Pascooおすすめレシピ

パンの種類も変えていろいろなサンドイッチを楽しもう！

飛田：サンドイッチといえば食パンを使用するイメージだと思いますが、食パン以外にも、ロールパンやバゲット、クロワッサンなど、パンを変えることでさまざまなサンドイッチを楽しめます。

ロールパン

初心者でも作りやすく、子どもでも食べやすくておすすめです。長めのロールパンは、三等分にしてからサンドイッチにすれば、ワンハンドで食べられますし、具材を変えればいろいろな味のサンドイッチが楽しめます。

バゲット

具材を挟まずにバゲットにのせるだけで、お酒にも合うオープンサンドが完成。

クロワッサン

カフェメニューのように、見た目もおしゃれで、女子会などにぴったり。クロワッサンのバターのうま味や甘みが具材を引き立てます。

おいしく、安全に！サンドイッチを作る際のポイント

水分対策がカギ！おいしく作るコツ

―おいしく作るポイントを教えてください。

飛田：サンドイッチに野菜を挟む際は、しっかりと水分をふき取ることが重要です。とくに水分量が多い葉物野菜はしっかりと水気を切ってから挟み、トマトは水分が多い種子の部分を取り除くなど、ひと手間加えることでパンに水分が染み込みにくくなります。

寺本：パンにマヨネーズやバターなど油分があるものをぬると、味のアクセントになるだけでなく、野菜の水分が染みにくくなりますよ。

余ったパンのミミをおいしく再利用！彩りバラエティーラスク

―サンドイッチを作ると余りがちなパンのミミを活用したレシピはありますか？

飛田：もちろんあります！サンドイッチで余ったパンのミミは、簡単にラスクにアレンジできます。調味料を変えるだけでおやつにもおつまみにもなりますよ。

<材料>2人分
・パンのミミ…………食パン2枚分

【パウダー】
・シナモンシュガー
・ココアパウダー＋グラニュー糖
・カレーパウダー＋パセリ粉
・粉チーズ＋パセリ粉

<作り方>
1.パンのミミの片面にバターをぬる。

2.お好みのパウダーをふりかける。

3.パウダーをふりかけたパンのミミをトースターで焼いてできあがり。

安心して食べるための持ち運び方法

寺本：サンドイッチは外で食べることも多いですよね。外の気温が暑くなくても、食中毒を防ぐために保冷バッグに入れて持ち運びしてください。サンドイッチの具材は生ものも含まれるため、常温は避けた方が安心です。ラップで包めばサンドイッチの乾燥を防ぐことができます。せっかくならひと手間かけておいしいサンドイッチを作っていただきたいです。

食事と一緒に楽しみたい「日本生まれのおいしい紅茶」

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