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意外と知らない牛乳のハナシ

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意外と知らない牛乳のハナシ

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皆さん、最近牛乳って飲んでいますか?「牛乳ロス」なんて言葉も一時期話題になりましたが、実は年末年始は牛乳の消費量が落ち込む時期。もったいないを無くすために、私たちにできることって?牛乳の基礎知識からそのまま飲むだけじゃない活用法まで紹介します。

よく聞く「牛乳ロス」はなぜ起こるのか。ほんとに廃棄している?

特にコロナ禍でよく耳にするようになった牛乳の廃棄問題。学校がオンライン授業となり給食が提供されなくなったことで、取り上げられるようになりました。

牛は毎日の搾乳がなければ病気になってしまうため、「この時期は需要が低いから生産量を抑えよう」といったことができません。

それに加えて牛は暑さが苦手で、寒さに強い生き物。逆に牛乳の需要は、夏の暑い時期に高まり、寒い時期には下がります。

年間を通して常に需要と供給が合致しづらい牛乳。実際には廃棄するのではなく、しぼった生乳を1滴も無駄にしないために、消費が下がる時期に賞味期限の長いバターやチーズなどの乳製品に加工するなど、関係者の皆さんが工夫と努力を重ねています。

出典:農林水産省「牛乳でスマイルプロジェクト:なぜ生乳余りが問題となっているのか」

カルシウムだけじゃない、牛乳のヒミツ。

牛乳に含まれる栄養素で最初に思い付くものといえばカルシウムではないでしょうか?それ以外にあるかな…というくらいイメージが強いですよね。

でもそれだけではないんです。牛乳には三大栄養素と呼ばれるたんぱく質、脂質、炭水化物がバランスよく入っており、カルシウムを始めとしたミネラルやビタミンを摂ることができます。

このように栄養バランスに優れた牛乳ですが、「飲むとおなかがゴロゴロする」と感じる方もいるのではないでしょうか。これを「乳糖不耐」といい、牛乳に含まれる「乳糖」を摂取した時に感じる不快感を指します。

そんな人は以下を試してみてください。「毎日飲む」というのは少し驚くかもしれませんが、毎日飲むことで腸内環境が改善し、乳糖の分解や代謝を増進することができるそうです。

・数回に分けて飲む
・温めて、ゆっくり飲む
・コーヒーなどの飲み物に混ぜて飲む
・毎日飲む習慣をつける
・料理に活用する

出典:一般社団法人Jミルク

牛乳もイロイロ。違いを知って自分好みを見つけよう。

一言で牛乳と言っても、実はいろいろな種類があるって知っていますか?カフェで飲み物を注文する際にも、ミルクの種類を選ぶことがありますよね。下記の特徴を知って、ぜひ自分好みのミルクを見つけてください。

まず大きく分けると牛から絞ったまま何も加えていないものを「生乳」といい、生乳には4種類あります。

① 【種類別】牛乳:生乳を加熱殺菌したもの
② 【種類別】成分調整牛乳:生乳から水分や乳脂肪分等を除去したもの
③ 【種類別】低脂肪牛乳:生乳を遠心分離にかけ、乳脂肪分を0.5%以上1.5%以下にしたもの
④ 【種類別】無脂肪牛乳:乳脂肪分を0.5%未満にしたもの

生乳に乳製品を加えたものを「加工乳」といい、脱脂乳などを加えて乳脂肪分を少なくした低脂肪タイプ、クリームやバター等を加えた濃厚タイプが主流です。

また生乳や乳製品を主原料としてビタミンやコーヒー、果汁等を加えたものを「乳飲料」と言います。
乳飲料はカルシウムなどを配合した栄養強化タイプ、コーヒーや果汁を加えた嗜好タイプ、乳糖の一部を酵素で分解してある乳糖分解タイプがあります。「乳糖不耐」の方にはこの乳糖分解タイプがおすすめです。

種類だけでもこれだけあるなんて、改めて見るとびっくりですよね。

出典:一般社団法人Jミルク

この冬試したい、意外な組み合わせのミルクレシピ。

これまで牛乳の基礎知識をお伝えしてきましたが、普段皆さんどのように牛乳を飲んでいるでしょうか?そのまま飲んだり、他の飲み物に混ぜたり、シチューなどの料理に使ったり…せっかく栄養たっぷりの牛乳、もっと料理に活用したい!ということでおすすめミルクレシピを紹介します。

おみそ汁


編集部内で一番驚きの声が多かった、おみそ汁。 牛乳とみそを合わせることでコクが出て、減塩につながるそうですよ。

レシピはこちら(一般社団法人Jミルクホームページ)

牛乳チゲ


チゲとは韓国語で「鍋」を意味します。確かに豆乳鍋はよく食べるのに、牛乳鍋って思いつきませんでした。寒いこの時期ぜひ試したい一品です。

レシピはこちら(一般社団法人Jミルクホームページ)

もっとみんなに知ってほしい、「牛乳でスマイルプロジェクト」

農林水産省では一般社団法人Jミルクとともに牛乳乳製品の消費拡大を目的として「牛乳でスマイルプロジェクト」に取り組んでいます。
実は国産生乳や乳製品を原料としている「カルピス」ブランドを有するアサヒ飲料も、本プロジェクトに2022年から参加し、日本の酪農業の応援に取り組んできました。

2023年は「牛乳でスマイルプロジェクト」ロゴを配した「カルピス」POPを作成し、全国の量販店を中心に、牛乳乳製品の消費拡大を目的としたイベントなどでも掲示。商品面では北海道産牛乳を使用した『国産いちごラテ&カルピス』、国産牛乳を使った『ホットミルク仕立てのカルピス』を発売し、牛乳乳製品の消費拡大を応援してきました。
また12月4日から12月31日まで、料理SNS「スナップディッシュ」が実施する「#牛乳料理部」企画とコラボレーションした投稿キャンペーン「#カルピスで牛乳料理部を楽しもう 」を開催しています。

いつも当たり前に冷蔵庫にある牛乳ですが、こんなに栄養が摂れるって知らない方も多いのでは?ぜひ色んなレシピを試して、牛乳を上手に活用してください。

「カルピス」「CALPIS」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。

その他のミルクレシピはこちら
Milk Recipe 乳和食
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飲む

すっきり爽やかなおいしさ『カルピスウォーター』発売秘話

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